42. 放射線帯粒子のデータを見ることはできる?
アメリカの気象衛星GOES/NOAA などには、放射線帯の粒子モニターが搭載されており、放射線帯の科学研究のほか、私たちが宇宙天気の現況を捉えたり予報をするためのデータを送ってくれます。データのいくつかは、インターネットで広く公開され、 誰でも気軽に見ることができます。
最近では、太陽面で大きな爆発が起きると、「日本でオーロラが見えるかもしれません」などと報道されることがありますね。こういうときには、ぜひあなたも、放射線帯粒子の変動の様子を眺めてみてください。きっと、大きく増えたり、あるいは減ったりと、 複雑に変化している様子がわかるでしょう。