3.惑星っていくつあるの?

私たちが住む地球は、太陽系と呼ばれる集団に所属していることはご存知ですね。太陽系とは、太陽や太陽の重力が大きな影響を及ぼしている天体の集まりのことを言います。

太陽系には太陽に近いものから、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星と、全部で8つの惑星があります。2006年8月までは冥王星も惑星の仲間に数えられていましたが、今は準惑星*と呼ばれる別類の天体に分類されています(19, 20を参照)。これまでは、水・金・地・火・木・土・天・海・冥(すい・きん・ち・か・もく・どっ・てん・かい・めい)とリズムよく覚えたものですが、今後は「・・・土・天・海」となるのは、何となく物足りない気がしませんか?

太陽系には、太陽、8個の惑星と準惑星、そしてそのまわりを回る合計156個以上の衛星のほか、小惑星や彗星などの小天体、惑星間物質が存在しています。

*準惑星:「じゅんわくせい」と読みます。2007年4月、英語のdwarf planetの正式な日本語訳に決定されました。