4.惑星はどれくらい大きいの?

私たちが住んでいる地球は半径およそ6000キロメートルと、太陽の100分の1程度の大きさをもっています。惑星の大きさはさまざまで、地球の10倍以上もある木星から、月よりも少し大きな水星まで、色とりどりの惑星が存在しています。

惑星の大きさは、私たちの日常からかけ離れた大きさをしていますので、わかりやすくするために身近なものに例えてみましょう。例えば、太陽の大きさを大玉ころがしの大玉程度(半径約1メートル)だとすれば、地球の大きさは巨峰一粒ほど(半径約9ミリメートル)になります。太陽系で最も大きな惑星である木星は、ハンドボールぐらい(半径約10センチメートル)の大きさです。一方、太陽系で最も小さな惑星の水星は、ダンゴムシ程度(半径約3.5ミリ)で、準惑星である冥王星は、スイカの種程度(半径約1.6ミリメートル)しかありません。

こうして見てみると、太陽がとても大きいことがわかります。その質量も大きく、太陽系にある物質の全質量の、なんと99.8%を占めているのです。地球を含む惑星たちの運行が、太陽の影響を大きく受けているのもうなずけますね。