初めてのノルウェートロムソ滞在記

 

                         M1 滝田真太郎

私は20141215日から116日まで日比野君と2人でノルウェーのトロムソに行ってきました。

2人ともトロムソに行くのは初めてなので緊張していましたね。コペンハーゲンへの飛行機が一時間遅れで成田空港を出発。10時間以上飛行機に乗るのは結構きつかったです。コペンハーゲンに到着したのは予定の50分遅れ。オスロ空港への予定の接続便は間に合わず、コペンハーゲンのサービスカウンターで別便を手配。それに乗って、オスロ空港になんとか到着。しかし、トロムソ空港への便には間に合わず、SASのサービスカウンターに行き、ホテルを手配してもらいました。無料〜。オスロのホテルはきれいでしたし、その日は疲れていたのでオスロ空港そばのホテルに泊まれてラッキーだったかもしれません。朝食も美味しかったですし。翌朝にオスロ空港からトロムソへの飛行機に乗りようやくトロムソに到着。当たり前ですが日本よりよっぽど寒い。

 

雪が降るオスロ空港

 

野澤先生がトロムソ空港まで車で迎えにきてくれました。トロムソの街並みはクリスマスイルミネーションなどの飾り付けが綺麗でしたし、ノルウェーの家はオシャレな家が多かったです。特に高校()オシャレでした。

 

オシャレなトロムソの高校

 

 

途中スーパーで食材を買い込み、EISCAT観測所に到着。周りに民家はなく、山に囲まれていました。

 

山に囲まれているEISCAT観測所

 

昼ご飯を食べた後、早速ナトリウムライダーがあるコンテナで装置の説明や実験方法を先生に教えていただきました。強力なレーザーが出ている様は迫力がありましたね。泊まる所は思っていたより設備がきれいで、部屋も大きかったです。何より暖かくて癒されました。数日後、初めてオーロラを見ることができました。その大きなオーロラに圧倒されました。生涯、直接オーロラを見られる人は多くないと思います。本当に貴重な経験でした。

途中で先生は日本に戻り、観測所には僕と日比野君だけに。料理をしたことなかったのですが、教えてもらってなんとか最低限は出来るようになりました。食事は色々作りましたがどれも美味しくでき、特にビーフシチューとトルティーヤが最高でした。これを期に日本でも料理つくってみようかな。

 

ライダー観測は、初めのころもたついていましたが、回数を重ねるごとに慣れてきました。雪が降り続いたときは雪かきをしましたが、これが予想以上にしんどい。雪国に住む人達はタフですね。寒い時は−24℃まで冷え込み、正直外に出たくなくなりましたね。僕が日本を出発してから約一ヶ月後の113日に野澤先生がトロムソに到着(帰還)。翌日14日にトロムソの町に行きました。トロムソの町は、トロムソーヤ島にあります。海岸に行ってみました。海はきれいでしたが寒すぎて一瞬で戻りました。

 

トロムソの寒すぎる海

 

 

その日の夕飯はハンバーガー店でケバブとハンバーガーを注文したのだが、ケバブが大きすぎて驚いた。

日本のケバブの4倍はありましたね。ケバブ美味しかったですが、食べきれずに持ち帰りました。

 

トロムソの町

 

巨大なケバブ

 

その日はトロムソのTHONホテルに泊まりました。翌日はホテルで朝のバイキングを食べ、トロムソ空港へ。

帰りは順調に戻ってきました。マイナスの世界に慣れていたので日本の冬は大して寒く感じませんでした。むしろ少し熱かったくらい。一ヶ月間のトロムソでの研究はいい経験になりました。また一つ成長できたと思います。

ありがとうございました。