●ADVERSARIA 2014

1/22:昨年から引き続きですが、まだ書きかけの論文を投稿するのが今年の第一目標。星間化学のサイエンス論文ですが、これが2本目ということもあり、まだまだ勉強中の分野です。



2/26:一社駅の近くにある会社で、「低温測定制御セミナー入門編」という無料セミナーがあったので、参加してきました。低温度用センサーの話は、大変参考になりました。


2/27:工学部4年生の卒論発表会があり、9名の学生が卒業研究の内容と成果を発表しました。初めて卒研を指導した加藤君も発表を行い、無事に審査を通過しました。



3/4:茨城大学で行なわれた「第14回ミリ波・サブミリ波受信機ワークショップ」に参加・発表しました。茨城大と天文台が共同で運用している高萩アンテナと日立アンテナの二台の32m鏡も見学しました。


3/21:国際基督教大学(ICU)で行なわれた日本天文学会春季年会に参加しました。実は、今回自分の発表は無かったので、M1のときから連続していた発表が12年目で途切れました。



4/8:今年度から、国立天文台先端技術センターでの超伝導素子に関する共同開発研究が始まりました。早速今月は、素子設計の修行を三鷹で行っています。


4/10:Joint ALMA Observatory(JAO)からALMA cycle-2のプロポーザル審査結果が届きました。PIで出した提案書は、top 10-%にランクされhighest priorityで採択されました。


4/18:今年度「宇宙電磁観測グループ」に配属された工学部4年生の指導教員が決まり、新しく2名の学生さんと一緒に卒業研究をすることになりました。



5/7:国立天文台先端技術センターのクリーンルームで、引き続いて超伝導素子製作の修業が始まりました。これから約1カ月間、天文台に缶詰めになって製作技術の勉強をします。


5/14:南米チリの大型干渉計ALMAによって行われた活動銀河核を持つ近傍銀河の観測に関する共著の論文がPublications of the Astronomical Society of Japan誌に受理されました。


5/29:今日から約一カ月間の南米チリ出張に出発しました。中部-成田-アトランタ-サンティアゴ-カラマ-サンペドロと、空港での乗継も入れると、地球の裏側まで約50時間の長旅です。



6/27:チリ出張から、無事に帰国しました。標高5,000mのアタカマサイトの大気分子観測装置を立ち上げてきました。



7/3:45m望遠鏡に搭載されたZ45およびTZ受信機を用いて行われたへび座にある星形成領域での集団的星形成に関する共著の論文が、Astrophysical Journal Letters誌に受理されました。


7/24:国立天文台・野辺山宇宙電波観測所で開催された「第32回・野辺山ユーザーズミーティング」に参加しました。毎年恒例ですが、水野研の機関報告を行いました。



8/27:最近は、新しく作成した 100 GHz 帯直列素子の実験室での性能評価と電磁界解析シミュレーションを並行しての研究を続けています。



9/13:山形大学で行なわれた天文学会秋季年会に参加し、名古屋大学に来てから始めた「超電導素子の研究」の成果を初めて学会で発表しました。ようやく成果に繋がり始めました。


9/30:チリにあるASTEサブミリ波望遠鏡によって観測が行われた海王星への彗星衝突起源分子探索に関する共著の論文が、Planetary and Space Science誌に受理されました。



10/10:ALMAによるセイファート銀河の観測結果に関する共著の論文がAstronomy & Astrophysics誌に受理されました。ひとつのプロポーザルから、3本目の論文出版です。


10/18:北海道大学の付置研である低温科学研究所で行われたWorkshop on Interstellar Matter, 2014という国際会議に参加し、ALMA観測の成果を発表しました。


10/22:南米チリの大型干渉計ALMAによって行われた活動銀河核を持つ近傍銀河の観測に関する主著の論文がPublications of the Astronomical Society of Japan誌に受理されました。


10/29:プランク衛星による一酸化炭素分子放射の観測結果に関する共著の論文が、Astronomy & Astrophysics誌から出版されました。共著者数は、なんと243名です。



11/28:最近は、超伝導素子の電流・電圧特性に現れるサブ・ステップの正体解明に向けた実験的研究と、2009-2011年にNRO45m鏡で実施したレガシープロジェクトの論文執筆を進めています。



12/6:星間磁場観測を目的にした45GHz帯受信機の立ち上げのため、野辺山宇宙電波観測所に二泊三日で出張しました。雪や風に邪魔されつつも、目的の立ち上げ観測はほぼ全て完了しました。


12/11:東京国際フォーラムで行われた国際研究会"Revolution in Astronomy with ALMA -The 3rd Year"に参加し、ALMA観測の成果をポスター発表しました。


12/17:アクアヴィラ伊勢志摩で行われた国際研究会"15th Work- shop on Submillimeter-Wave Receiver Technologies in Eastern Asia"に参加し、大気観測の成果を発表しました。


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