●ADVERSARIA 2017

1/20:超伝導素子開発関係の情報発信・収集のために「応用物理学会」に入会しました。次回の春季学術講演会が天文学会春季年会と丸被りなのが困ったところですが。


1/31:ALMAの大量のデータを解析するために、解析用計算機としてMac Proを購入しました。2012年に購入したiMacで頑張ってきましたが、これで研究が加速することを期待。



2/20:先々週2/9に工学研究科修論発表、そして今日は工学部卒論発表があり、今年度学位論文研究を指導している3名の学生さん達が、無事に成果発表を終えました。


2/23:宇宙電波懇談会シンポジウムに参加してきました。昨年は海外出張のため参加できなかったので、浦島太郎状態になっており、色々な情報が収集できて非常に有意義な二日間でした。


2/28:世話人も務めている「第17回ミリ波・サブミリ波受信機ワークショップ」が、理研・NICT合同のワークショップとして情報通信研究機構で行われ、参加・発表をしてきました。



3/18:日本天文学会春季年会が九州大学で行われ、2年ぶりに学会参加と口頭発表をしました。サイエンス・観測機器開発の両方で、関連研究者と意見交換ができ、大変有意義でした。


3/23:名城大学で開催された電子情報通信学会総合大会に情報収集の為に参加しました。ミリ波受動デバイスと超電導エレクトロニクスのセッションに参加しましたが、非常に刺激的でした。


3/27:AM研の送別会が行われました。今年度は、私が指導した2年目の学生である秋山君と伊藤君が修士課程を終えました。新天地での益々の活躍を祈っています。



4/10:毎春恒例のAM研・お花見ランチ会@宇宙線ドーム。理学1名と工学2名の新M1を迎えて、今年度の研究がスタートです。


4/14:工学部で教育を担当している「電磁観測グループ」の4年生の配属が決定し、今年度は2名の学生が一緒に卒業研究を行うことになりました。



5/10:共同開発研究のface to faceミーティングのため、国立天文台の先端技術センターを訪ねました。同センターでの次世代の受信機に向けた開発環境も見学しました。


5/29:新人のB4+M1の3名と、新たな100 GHz帯受信機性能評価システムの立ち上げを開始しました。6月前半の本格稼働を目指しています。



6/10:名大祭に合わせて研究室の一般公開が行われました。松見研と合同で実験と観測機器および観測サイト紹介の展示を行い、非常に盛況でした。


6/29:北海道大学低温科学研究所で行われた国際シンポジウム"Evolution of Molecules in Space"に参加し、研究所見学とミリ波観測の成果のポスター発表をしました。



7/6:水野研の暑気払いが今年も「浩養園」で行われました。チリ出張やトロムソ出張でこの時期は不在が多く、2013, 2015年に続いて3回目の参加でした。


7/18:南米チリの大型電波干渉計ALMAによって行われた活動銀河核を持つ近傍銀河の観測に関する共著の論文がThe Astrophysical Journal Letters誌に受理されました。



8/1:野辺山宇宙電波観測所で行われた"NRO45m/ASTE Single Dish Science Workshop 2017"に参加し、口頭講演とポスターの2件の研究発表を行いました。


8/2:野辺山の技術職員の方に、45m望遠鏡の受信機室を見せて頂きました。研究員だった時、任期切れで開発を全う出来ずに心残りだったFOREST受信機の立派な姿に感涙でした。


8/24:学生と一緒に開発しているミリ波帯のマルチプレクサの試作品が納品されました。新しく開発したコンポーネントが手元に来るのは、いつもワクワクします。ここからがスタートなんですが。



9/7:福岡国際会議場で行われた応用物理学会秋季学術講演会に参加し、超伝導技術のアナログ応用のセッションを主に聴講しました。また、指導している学生が口頭講演を行いました。


9/15:国立天文台・先端技術センターに出張し、一週間缶詰になって100GHz,200GHz帯超伝導素子製作のポストプロセスを集中的に実施しました。


9/26:南米チリの大型電波干渉計ALMAによって行われた爆発的星形成銀河の分子輝線観測に関する共著の論文がThe Astrophysical Journal誌に受理されました。



10/11:-269 度まで冷えなくなってしまった実験用冷凍機のメンテナンスをやってもらいました。圧縮機のアドソーバー交換と、冷凍機の消耗品交換&清掃で、無事に冷えるようになりました。


10/20:最近大量の論文に目を通しつつ、頭を悩ませて考えているのは、様々な天体の"metallicity(金属量)"。要は、elemental abundanceです。観測は難しいけど、興味深い。



11/06:我々のグループのALMAの観測により星間物質で発見された「熱い“分子の密林”」について、プレスリリースが行われました。東京大学の安藤さん(M2)の成果です。


11/15:新しく開発した「ミリ波帯導波管型マルチプレクサ」の試作品の特性を測るため、情報通信研究機構に滞在し、ミリ波研究棟の実験設備を利用させて頂きました。



12/04:2週間のノルウェー・トロムソ出張から帰国しました。順調にラジオメータの立ち上げと試験観測を実施しましたが、最終日にデジタル分光計に不具合が発生し、定常観測には至りませんでした。


12/11:情報通信研究機構の測定装置を使わせてもらうための「新規利用者講習」を受講しました。名大からは計9名が、前期と今日の二回に分けて受講を済ませました。


12/13:野辺山宇宙電波観測所の45-m望遠鏡によって行われた近傍銀河の分子輝線観測に関する主著論文がPublications of the Astronomical Society of Japan誌に受理されました。


12/27:国立天文台で行われた"ALMA/45m/ASTE Users Meeting 2017"に参加し、ミリ波帯の星間分子輝線観測の成果について研究発表を行いました。


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