How to do ESR Operation 2000.11.23 (last updated on Dec 2, 2000) (1)esrexp でloginする。(パスワードを確認) terminalを1つ起動。  type "ESR" or "TCB" (neither gives the same result)  "ESR" or "TCB" により EISCAT SVALBARD temporary control box (以下、TCB window)  が現れる。この TCB window が最も重要なもの。これを終了すると観測が止まる。 TCB windowの余計なところにはさわらないこと。 (2)TCB windowより、パルススキーム、アンテナ切り替えなどを設定し、 radar control (rc) and transmitter control (tx)を起動する。 (2a) Logbook をクリック(Logを開始。たぶん後でも可。) 観測開始、終了、問題等を必ずlog に書き込む。 (2b) Start UMC をクリック  (1つwindowが現れる。) このwindowによりアンテナなどを制御するwindowを作れる。 (2c) 観測モードをセットしてMinstart をクリック。  パルススキーム、使用アンテナをセット: 例えべ tau0 で行い、アンテナをdump時間ごとに切り替える: tau0 32m 1 42m 1 (必ず対応する入力画面に行き、入力してリターン。色が赤から紫に 変わる) dump(切り替え)時間を選ぶ: 3.2 s, 6.4 s, 12.8 s のうち1つをクリック。 (ここでMinstart赤に変わる。)これによりGUISDAP解析に用いる設定ファイルが 作成される。GUISDAP解析のみを行いたいときにも、この切り替えが必要。ただし、 これは進行中の解析にはなんら影響を与えない。(Minstartクリックにより観測は変わる。) Minstart をクリックすることにより設定が起動される。3分ぐらい要。 この間は待つのが無難。あとで、 パルススキーム、dump(切り替え)時間を変更したときは、このMinstartが必要。 立ち上がるまで待つこと。このMinstartによりradar control (rc), Tx control (tx)が起動される。この2つは同時に動作する必要がある。 同期がとれていないときには、アラームがeiscatlの部屋からする。 この時は、(時間がかかるけど)rc, tx, decodumpを必ずkillし、 Minstart をクリックする。 Minstart をクリックする毎に rc, tx が起動されるので、注意が必要。 1回のみにすること。もし2回以上押した場合は余計なrc, txをkillすること。 (2d) Transmitter 起動 TCB window の Tx control をクリックしてtransmitter windowをだす。 各ユニットの各コラムのグリーンライトを確認。 Standby をクリック(YESと答える)して、 Transmit をクリック(YESと答える)。 ただし、エンジニアに確認必要! TCB window の Tx controlは常に赤表示のようだ。 最初はlock等はクリアーしていい。 例)reset interlock, reset lockouts 等。 (2e) Decodump をクリックして data dump start (これにより、Start recordingが赤くなる)。このdump画面からデータが 正常に転送されていることを確認すること。 例えば(2c) で3.2 secと指定した場合は、dumpは3.2秒毎。 また画面内のデータ通し番号、Az, El、Tx powerにも注目。 転送は通常実際の時間から10 秒ぐらい遅れる。 (2f) RTGを起動。画面上のメニューRTdataからgoを選ぶ。それぞれのチャンネルでデータが とれていること、Transmitter Powerの値が正常であることを確認。ac, SPなど切り替え可能。 (Tx temp(スペクトル等を選択する右側のリストで選べる)も確認すること。 通常は60-70K) (2g) Start recording データのレコーディングを開始。 生データは/data/(experiment name)/ の中に自動的にできる。(例 /data/tau0@42m/20001130_04/******.mat) (2h) Analysis GUISDAP解析を開始。matlab画面からanalysisを入力し、パルススキーム、 時間、積分時間などを入力。 (tau0の場合は、積分時間64, 128, 256 秒等)。 GUISDAP解析は mule(2000年11月に納入)  で行われる。 通常負荷はかかっていないので、解析が遅いときには、負荷を確認し、 余計なものを止める。負荷がない場合は、非常に処理が早くリアルタイムは十分可能。 負荷=5でほぼリアルタイム解析。負荷=7では32m dish dataの解析は追いつかない。 あと、他のマシン(eiscatl)から解析したものとうまく連携はとれない (以前はできたが、現時点ではだめ。001201) eiscatlの負荷も観測のみなら0程度。重いようならサイトの スタッフに相談のこと。他の人の解析が流れていることがよくある。 (3)Xumc-Client windowより。(”Start UMC をクリック”により現れる。) Menuは、Client, Monitor, Control。でも最初は、Clientのみ使用可能。 (3a) Client からconnection to serverを選ぶと、Monitorが使用可能になる。 Monitorからantennaとtransmitterをクリックし、 モニター画面(Antenna Monitor and Transmitter Monitor)をひらくこと。 Antenna Monitorは、 32mアンテナの状態(Mode, Az,Elなど)を表示している。 このAntenna MonitorのModeには、power off, power on, slewing, pointed などが表示される。 Transmitter Monitorでは、各モジュール(Tx1-Tx8)の状態を表示。 Trasnmitterに以上がおきたときは、Power Outputが赤にかわり、 ビープがなる。対処したあとには、Power Outputの 四角をクリックして、ビープを止める。正常時には青。 (3b) Clientから Controlをクリックすると、MenuのControlが 使用可能(灰色から変わる)になる。ここでは Password 必要。 MenuのControlからAntennaを選ぶと、 Antenna Control Panelが現れ、 アンテナコントロールが可能になる。 (4)アンテナ制御について(32mアンテナの方向をかえたい時、、、、) Antenna Control Panelにて。 (4a) Generalから Power On を選ぶ。 これによりAntenna Monitor のMode表示が  power on に変更される(数秒かかる)。 (4b) Antenna Control Panelの Modeをpointingにする。 (これ以外に、Scanning, trackingが可能) (4c) Coordsを選択。Direction, Geographic, Referenceの3つが可能。 Directionでは、Az, Elを、 Geographicでは latitude,longitude,altitudeを指定する。 (4d) Submitする。DirectionモードではSubmit Azimuth, Submit Elevation, Submit directionの選択が可能。 Antenna Monitor のMode表示が  slewing になり(数秒かかる)アンテナが動き出す。 そしてアンテナが正しい位置に向くと、Mode表示が pointed に変更される。 (4e) (しばらくアンテナ位置を変更しない場合は) Generalから Power Off を選ぶ。 これによりAntenna Monitor のMode表示が  power off に変更される(数秒かかる)。 なお、Graographic (Lat, Lon, height)からDirection (Az, El)の変換は、 http://www.esr.eiscat.no/~tony//RadarGeometry/で可能。 ただし微妙に違うような気がする(001201)。 (5)終了 stop recording Transmitter windowの STANDBY をクリック。これでtransmit が止まる。 必要なら Black Heat もクリック。 これ以外は、エンジニアに確認。 Antenna Control Panelのgeneralから Stow(Point Zenith)を選ぶとか、 Antenna Control PanelのgeneralからPower offが望ましい。 その他: 0)観測開始時には、できれば kill -9 -1 ですべてのjobをきるのが望ましい。 1)アンテナポジション Az=-270° から Az=270°、EL=30° から150° そして、AZ=30 and El=150 と Az=210 and El=30 はアンテナにとっては別ポジションである。 Geographicでポジションを指定したときは、前記のどちらになるかはわからん。 2)Windowを別のWorkspaceに移す。整理よく行う。 特にTCB windowは 用がないかぎりさわらないようにする。 TCB windowのlog表示画面をさわると、観測が止まることがある。 各Windowは(基本的に)起動したWorkspaceに現れます。 切り替えは、windowの上のバーを右ボタンでクリックして、 メニューの Occupy Workspace を選択し、移動させたい WorkSpaceを選ぶ。 RTGとdecodumpの画面は同じWorkspaceにおいてモニターする。 また、Terminal windowをひらき、データが書き込まれるdirectory を併せてモニターすること。 3)トランスミッターについて。 起動後、3分くらい(以上)かかる。 制御パネル(Transmitter window)モードは3つある: Black Heat (BH), STAND BY (SB), TRANSMIT (TX). ()の中のものが、Transmitter windowの1番下のコラムにでる。 まず、STAND BY にし、エンジニアの許可を得たのち、 TRANSMIT をクリックする。送信を止めるときには、まず STAND BYをクリックする。 4)GUISDAP解析 cd /opt/guisdap/localで、 analysis.mを起動。mule以外だとeiscatl のみで可能(001201)。 5)gp 解析 cd ~tony/matlab/gp/gp matlab エラー無視 gpcontrol 出てきたWINDOWの中のselectを選択し、 GUISDAP解析されたデータの場所を指定する。 Graphicsの中のPlot overviewを選択し、 時間を入力してプロットする。 32mアンテナのアンテナポジションをかえた場合には、 うまくプロットされないことがある。 また、ふつうに使っていてもエラーが多い。 そのときはこまめに最初からgpをやり直すか、VIZUを使う。 5b)vizu 解析 cd ~tony/matlab/vizu matlab vizu('load') 図の表示領域を動かしたい時は set(gca,'position',[400 170 650 600]) を使う。 5c)SPARC 内のリアルタイムモニター (1つのアンテナのみを利用する場合は、こちらを使った方が便利) http://sparc-1.si.umich.edu/sparc/central/page/ISRSvalbard SPARC への登録が必要(無料) ESRサイトのホームディレクトリである http://eiscatl:8000/ の中のCookbookも参考になる。 6)エンジニアが作業をしているときには、特に注意が必要。 不注意で、観測に障害を与えることが まま ある。 7)tau0のバグ。2000年11月29日現在。 tau0は 640ms 単位で繰り返されている。ところが、 最後のデータがとれないようだ。そのため、 3.2 sec の場合は、4/5 で20%ロス、 6.4 sec の場合は、9/10 で10%ロス、 12.8 sec の場合は、19/20 で5%ロス。 8)各スキーム gup0 long pulse 8 ch gup3 long pulse 2 ch, alternating code 2 ch tau0 alternating code 2 ch 現在(001129) アンテナ切り替えができるのは、 gup3 and tau0. 9)decodump について。(eiscatlで稼働している。) たまに decodump(すなわちデータレコーディング)がこけるようです。 画面から”ピッ”という音がしたら注意必要。 再起動は、Start recording をクリックする。(たぶん、Start recording が赤色表示になっている。正常のときは青色。ただし、dump時間を設定した あとは、赤色にかわる。)ここで、Start recording でなく  decodumpをクリックするとメッセージ画面に、 No decodump program runnnig on eiscatl, trying to start one. とでる。Start recordingをクリックすると、 Starting decodump in save mode (on eiscatl)。 こちらが正常。