Cherenkov Telescope Array (CTA)


2015 年 11 月にパリ天文台で行われた、CTA 小口径望遠鏡の試作機(GCT)の完成記念式典。日本、アメリカ、イギリス、イタリア、オランダ、ドイツ、フランスなどの共同研究者が並ぶ。(※奥村は撮影係をやったため写っていない)
パリ天文台に設置された、CTA 小口径望遠鏡の試作機(GCT)。焦点面には名古屋大学宇宙地球環境研究所が開発に参加している焦点面カメラが取り付けられている。また奥村は望遠鏡の光学系シミュレーションも担当している。

CTA用の焦点面カメラの試作機。64 画素のマルチアノード型光電子増倍管(MAPMT)を 32 個並べ、合計 2048 画素の小型な焦点面カメラを実現している。名古屋大学宇宙地球環境研究所では光検出器の性能評価、波形記録回路の開発と性能評価、データ取得ソフトウェアの開発を担当している。
CTA の小口径望遠鏡のデザインのひとつ ASTRI 望遠鏡。現在イタリアのシチリア島に試作望遠鏡が設置されている。名古屋大学で開発している CTA のカメラは、この望遠鏡焦点面にも取り付け可能なように設計されている。

CTA の 2 つの焦点面カメラで使用される、波形記録用の専用集積回路(ASIC)。名古屋大学宇宙地球環境研究所では、データ取得ソフトウェアの開発、回路の性能評価を行っている。
名古屋大学宇宙地球環境研究所の開発している専用集積回路を用いた、CTA 用のカメラモジュール。64 画素のマルチアノード型光電子増倍管と 4 枚の波形記録用集積回路で構成される。

浜松ホトニクス社製の半導体光検出器(MPPC)のマクロ写真。光電子増倍管を用いた CTA のカメラを、半導体光検出器で将来的に置き換える計画である。

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