この図は、比例計数管の4層を東から見た図です。1層目と3層目の比例計数管は 東西方向を向いているので、図の1から5に対応する比例計数管の組を通過した 粒子の数を測ることによって、南北方向を5方向に分けた方向ごとの粒子数が わかります。ただし、比例計数管は8mと長いので、このままでは東西方向が どうなっているのかわかりません。東西方向については、2層目と4層目の 比例計数管で同じことをやって、やはり5方向に分けます。最後に両方の かけ算をすることによって、粒子の運動方向を25方向に分解することが可能と なります。