CEDAR2002 by S. Nozawa

2002年6月16-23日、米国コロラド州Longmontで開催された2002 CEDAR WSに参加した。今回も収穫の多い会議であった。私は1996年にNCAR/HAOに滞在してから、この会議には7年連続参加である。未だAGUには参加したことはないが、この会議だけは毎年参加している。なぜか?それは非常にためになるからである。そして、会場付近の自然環境がいいことが挙げられる。実は1996年以前には、この会議のことは全然知らんかった。1996年6月14日に初めて NCAR/HAOのRichmond先生を訪ね、そのときに来週からこの会議があることを知らされた。おまけに、このRichmond先生のところがこの会議の元締めであることもその時知った。無知とは恐い。

この会議のお勧めは、なんといってもTutorial Lectureである。1講演40分から1時間とたっぷり時間がとってあり、たいへんためになる。そして午後は複数の1つ2時間枠のWorkshopが開催され、活発な議論が展開される。論文で名前だけ知っている偉い先生がごろごろしており、知り合う機会が多い。一般の発表はポスターで、そのときこそ偉い先生に知り合う好機であると言えよう。内気な日本人はビールを1杯あけてからの方が良いかもしれんが。学生はPoster competitionに参加し、競いあう。2002年は、Poster winnersに4人選ばれ、その内2人が日本人(女性)であった。昨年もWinners 4人のうち2人が日本人であり、最近の日本人(特に女性)学生の活躍には感心する。

難点が1つある。それは部屋の中が寒ーーいこと。外は気温30度付近なのに、中では長そでシャツにもう1枚上着がいるという感じ。うかつにTシャツ1枚でいて、居眠りしたら凍死しまっせ。過去数人犠牲者がでたとか(うそ)。

Nozawa in Raintree Nozawa in Raintree
休憩時間に会場脇でくつろぐ著者。 NCARの研究者にポスターを説明する筆者。
すでに一杯飲んでいるようだ。
Photo by K. Sakanou
午後のティータイムを楽しむ著者。隣は川原さん。