大学院修士課程卒業の日を迎えて


平成19年度卒業 渡邉太基


 この度、名古屋大学大学院を卒業することになりました渡邉太基です。2年間、太陽地球環境研究所(STEL)の東山2部門研究室で、オーロラについて研究をさせて頂いていました。私がSTELの東山2部門の研究室の門を初めて叩いたのは、今から3年前、学部時代に大学院進学を希望していた折に、オーロラの研究をしている研究室が名古屋大学STELにあるということを知り、公開シンポジウムに参加したときでした。最初に応対をしてくれたのは大学院生(Sさん)で、研究室で行っている研究の簡単な説明と、先生方の紹介をしてくださいました。紹介してくださった先生も丁寧に応対をしてくださり、研究分野の説明を詳しくしてくださいました。ここまで細かく覚えているのも研究室の皆様が気持ちのよい対応をしてくださったためであり、この研究室で研究をしたいと決意したのも、この人たちと研究したいと思ったのかもしれません。


 卒業を迎えた今、その時の決意は正しかったことを実感しています。研究室の皆様は、本当に親切に研究のサポートをしてくださりました。私の行っている研究については、解析をするために必要なプログラム作成や問題を解決する際の姿勢を教えて頂きました。また、毎週行われるセミナー(学生がプレゼンテーションをする形式の授業)では、主にプレゼンテーションの技術を教えて頂きました。

 また、時には研究以外のことについても色々と教えてくださいました。先生に、私の付き合っていた彼女について相談したことがありました。前に付き合っていた彼女とうまくいっていなかったときに、そのことを先生に相談したことがあり、そのときはもう快刀乱麻なご意見を頂きました。その彼女とはそのときに別れてしまったのですが、別れのメールを書いたのは実は先生だったりします(笑)。
「ねずみ講をやるような人とは付き合えない。さよなら」と
学生の恋愛事情にここまで先生が関わってくる研究室はないのではないでしょうかf(^_^;)。○○先生、感謝しています!

 そんな楽しい研究室でオーロラの研究をして2年、めでたく今年度卒業することができます。大学院を卒業するにあたり、先日3月21日、研究室の皆様に温かい送別会をプレゼントして頂きました。その送別会で、皆さんに頂いた寄せ書きを見るたびに、「私は研究室の皆様に愛情をこんなにも受けていたのか」ということをしみじみと感じます。



それから寄せ書きとは別に頂いたプレゼントもいい趣味をしています。買った人の精神状態が伺い知れます(笑)。

ここで頂いた寄せ書きとプレゼント(とても言えないもの)は大事にしたいと思います。
 最後に、今までご指導して下さった先生方、飲み屋によく誘ってくださり主に勉強以外をご指導してくださった先輩方、話し相手として私を楽しませてくれた後輩に深く感謝したいと思います。


平成20年3月26日


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