ひので衛星10周年記念講演会「太陽観測から宇宙と地球を探る」を開催

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[2016-10-04]

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 宇宙地球環境研究所(ISEE)では、国立天文台、JAXA宇宙科学研究所と合同で、9月10日(土)、理学部南館坂田・平田ホールにおいて、ひので衛星10周年記念講演会「太陽観測から宇宙と地球を探る」を開催しました。
 ひので衛星は日米英欧の協力によって開発された最新の太陽観測衛星であり、2006年にJAXAによって打ち上げられて以来、現在に至るまで10年間連続した観測に成功しました。同研究所は、ひので衛星が観測したデータの解析環境を全国の研究者へ提供する「ひのでサイエンスセンター」を運用しています。
 本講演会は、ひので衛星の10週年を記念して、その成果と科学的意義を一般市民に分かりやすく伝えることを目指して、ひので衛星に関わる3つの研究組織が合同で開催したものです。当日は、渡邊鉄哉国立天文台教授による趣旨説明の後、草野完也同研究所教授による講演「太陽フレアから地球を守れ!」など4つの講演が行われるとともに、来場者からの様々な質問に講演者が丁寧に応える時間が設けられました。
 当日は220名を超える多数の来場者で集まり、ひので衛星がとらえた精密な太陽の映像に見入るとともに最新の太陽研究の成果に熱心に耳を傾けていました。アンケート結果では、95%の来場者が講演会に「とても満足」または「満足」と回答しており、多くの来場者に太陽研究の意義とおもしろさを実感してもらうことができました。なお、インターネットでライブ配信された講演会の様子はYouTubeで視聴できます。

 https://www.youtube.com/watch?v=jBfXR6bI0hE


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多数の来場者で埋まった講演会会場の様子


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会場に展示された「ひので衛星」の模型

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