周啓東さんが日本物理学会若手奨励賞を受賞されました

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[2019-03-25]

2017 年度宇宙線研究室卒業の周啓東さん(現在、高エネルギー加速器研究機構にて JSPS 外国人特別研究員、Belle II グループ所属)が、第 13 回(2019 年)日本物理学会若手奨励賞(宇宙線・宇宙物理領域)を受賞されました。

周さんは、大学院生として、超高エネルギー宇宙線の反応の研究のために、LHC 加速器での超前方に生成される粒子を研究する LHCf 実験に従事してきました。周さんは特に、LHCf 実験と ATLAS 実験のふたつの測定器を同時に用いた測定を進め、回折散乱からのみのガンマ線を選び出して測定することにはじめて成功しました。その成果をまとめた博士論文「ATLAS–LHCf 検出器による √s = 13 TeV 陽子–陽子衝突での超前方中性粒子生成への回折事象の寄与の研究」が受賞の対象となりました。

2019 年 3 月 15 日には、日本物理学会の第 74 回年次大会にて受賞記念講演と授賞式が行われました。

周啓東さん、おめでとうございます。

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周啓東さん(右から 3 番目)と LHCf の共同研究者。日本物理学会の授賞式にて。

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