半世紀をこえる観測で初めてわかった!『静かな太陽は変わらない』

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[2017-11-20]

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空電研究所時代に豊川キャンパス内で撮影されたアンテナ

本研究所の前身の一つである名古屋大学空電研究所では1950年台から太陽の電波観測を行ってきました。本観測は1990年代に国立天文台に引き継がれ、現在まで60年以上にわたり継続されています。今回、この半世紀をこえる連続観測データから、太陽極大期の活動度が太陽周期ごとに大きく変わるのに対して、極小期のマイクロ波強度およびそのスペクトルが、最近の5周期では毎回同じであることが明らかとなりました。この観測結果は、黒点や太陽活動の源である磁場の太陽内部での生成・増幅を理解する上で、重要な鍵になると考えられます。

詳しくはこちら(国立天文台のWebページにリンクされています):
http://www.nro.nao.ac.jp/news/2017/1117-shimojo.html


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