日時：２０１８年８月６日～９日
場所：京都大学理学研究科4号館1階セミナー室(127号室)
太陽高エネルギー粒子 (Solar Energetic Particle; SEP) は 、高緯度を飛行する航空機における被爆や人工衛星の障害など社会基盤に与える影響が大きく、宇宙天気研究における中心的存在です。同時に粒子加速は天文学における普遍的な研究テーマでもあります。SEP研究は、太陽フレアやコロナ質量放出における粒子加速から惑星間空間での加速粒子の伝播など多くの専門分野にまたがり、共同研究が不可欠な分野です。米国では2002年にSEPに関するデータ解析ワークショップ(Coordinated Data Analysis Workshop; CDAW)が開催され、研究者間の交流が活発になり、大きな成果を挙げました。
新学術領域「太陽地球圏環境予測：我々が生きる宇宙の理解とその変動に対応する社会基盤の形成（PSTEP)」の枠組みのもと、SEP現象に関するデータ解析ワークショップを開催します。SEP発生メカニズムに迫るとともに、SEP予報の精度向上をめざします。
研究会ウェブサイト：
https://sites.google.com/view/pstep-cdaw/home?authuser=0
プログラム：
８月６日（月）
10:00-10:30: イントロダクション（八代）
10:30-12:00: SEP研究観測レビュー（新田）
12:00-13:00: 昼食
13:00-13:30: 解析テーマ・解析イベント・データ・ツール紹介（八代、データ提供者、ツール提供者）
13:30-14:00: グループアサイン（全員）
14:00-18:00: グループ別データ解析（全員）
８月７日（火）
09:00-10:30: SEP観測理論レビュー（岡）
10:30-12:00: グループ別データ解析（全員）
12:00-13:00: 昼食
13:00-17:00: グループ別データ解析（全員）
８月８日（水）
09:00-10:30: Progress Report（各グループ１５分～２０分程度）
10:30-12:00: グループ別データ解析（全員）
12:00-13:00: 昼食
13:00-17:00: グループ別データ解析（全員）
８月９日（木）最終日
09:00-12:00: グループ別データ解析 （全員）
12:00-13:00: 昼食
13:00-15:00: グループ別データ解析（全員）
15:00-17:00: Final Report（各班長）
17:00-17:30: Closing Remarks
世話人：八代誠司、一本 潔、新田就亮 、浅井 歩