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コミュニティミーティング

2023年度ISEE共同利用・共同研究 コミュニティ・ミーティング

日時:2023年11月2日木曜日(午前10時〜午後4時)

開催方式:オンライン

趣旨:コミュニティ・ミーティングは、ISEE共同利用・共同研究の成果報告や、ISEE所外内の研究者の率直な意見交換の場として開催されています。第4期中期目標・中期計画期間(2022-2027年度)から、新たにボトムアップ型の融合研究、萌芽研究課題が始まりました。今年度のコミュニティミーティングでは、融合研究の在り方について意見交換を行います。また、ISEEで新たに発足した融合研究戦略室の活動紹介を行うとともに、今後の共同利用・共同研究とのかかわりについて議論します。

プログラム (敬称略)
10:00 塩川 和夫 (ISEE所長) 挨拶・現状報告 資料ダウンロード(PDFファイル)

<第4期の融合・萌芽研究: 昨年度からの継続課題の成果発表>
10:10 水野 亮 (共同利用委員長) 新たな融合・萌芽共同研究テーマ紹介
10:15 成影 典之 (国立天文台) 日米共同・太陽フレアX線・集光撮像分光観測ロケット実験 FOXSI-4
10:30 川原 琢也 (信州大学)  Naライダー受信系に導入する磁気光学フィルタの透過率計測手法の確立 資料ダウンロード(PDFファイル)
10:45 岸田 拓士 (日本大学) 古代DNAによる近代以前の日本の生物多様性の解明
11:00 第4期の融合・萌芽研究についての意見交換

<2022−2023年度のISEE共同利用・共同研究>
11:10 水野 亮 (共同利用委員長) 全体報告
11:15 増田 智 総合解析研究活動報告
永岡 賢一 (核融合研) 実験室・宇宙プラズマにおける波動粒子相互作用 資料ダウンロード(PDFファイル)
11:35 大塚 雄一 電磁気圏研究活動報告
芳原 容英 (電気通信大学) 複合電波観測を用いたシビア現象の超高層への結合過程に関する研究
11:55 岩井 一正 太陽圏宇宙線研究活動報告 資料ダウンロード(PDFファイル)
中澤 知洋 (名古屋大学) 赤道周回MeVガンマ線観測衛星COSIによる雷ガンマ線観測のデザイン 資料ダウンロード(PDFファイル)

12:15-13:30 休憩

13:30 篠田 太郎 航空機観測&ドロップゾンデ観測研究活動報告
町田 敏暢 (国立環境研究所) 航空機運航会社(JAL)と共同で二酸化炭素量の継続観測
13:50 加藤 丈典 年代測定研究活動報告
北川 淳子(福井県年縞博物館) 福井県三方五湖地域の遺跡から出土した土器付着物の年代決定
14:10 長濵 智生 大気陸域海洋研究活動報告
中島 英彰(国立環境研) 紫外線によるビタミンD生成のメリットと人体への悪影響

14:30-14:45 休憩

<融合戦略室の活動紹介>
14:45 塩川 和夫 (ISEE所長) 融合研究戦略室の設立経緯 
14:50 菊地 亮太 融合研究戦略室の活動紹介、融合研究課題の紹介 資料ダウンロード(パワーポイントファイル)
15:05 栗田 直幸 東南極の氷床内陸域における気候復元と宇宙環境変動に対する影響評価
15:15 融合戦略室に関する意見交換

<第4期、その先を見据えたISEE共同利用・共同研究>
15:35 水野 亮 (共同利用委員長) 2024年度のISEE共同利用・共同研究公募について

2022年度ISEE共同利用・共同研究 コミュニティ・ミーティング

日時:2022年11月18日(金)9:00−15:00 会場:オンライン

趣旨:今年度は第4期中期目標・中期計画期間(2022−2027年度)の初年度にあたり、新たな融合研究、萌芽研究も走り出しています。2021−2022年度のISEE共同利用・共同研究の活動報告を行うとともに、前日まで開催されたThe 5th ISEE Symposium “Toward the Future of Space–Earth Environmental Research”を受けて、ISEEが「宇宙地球環境研究拠点」としてどうあるべきかについて意見交換を行います。所外内の研究者が率直な意見交流を行い、共同利用・共同研究の改善や新たな分野間融合を構築します。

プログラム:
9:00 草野完也(ISEE所長) 挨拶・現状報告(ISEE融合戦略室の紹介)

<第4期の融合・萌芽研究> 司会:南
9:20 南共同利用委員長 新たな融合・萌芽共同研究テーマ紹介
9:25 加藤雄人 計算科学分野の融合研究
   「グローバル・素過程モデル連成計算と科学衛星観測による地球内部磁気圏での波動粒子相互作用の研究」
9:40 門叶冬樹 宇宙科学分野の融合研究
   「第25太陽立ち上がり期における極域から低緯度までの大気中宇宙線生成核種の濃度変動の観測研究」
9:55 中西利典 地球科学分野の融合研究
   「沖積層に含まれる砕屑物を用いた堆積年代の高精度解析」
10:10 第4期の融合・萌芽研究についての意見交換

10:20−10:30 休憩

<2021−2022年度のISEE共同利用・共同研究> 司会:大塚・檜山
10:30 南共同利用委員長 全体報告
10:40 増田 智 総合解析研究活動報告
   渡邉恭子 「太陽放射スペクトルの地球圏環境への影響評価」
11:00 大塚雄一 電磁気圏研究活動報告
   津田卓雄 「静止軌道衛星ひまわりによる夜光雲の観測」
11:20 三宅芙沙 太陽圏宇宙線研究活動報告
11:40 南 雅代 年代測定研究活動報告
   村宮悠介 「玄能石および玄能石コンクリーションの形成過程と形成環境」

12:00−13:00 休憩

13:00 篠田太郎 航空機観測&ドロップゾンデ観測研究活動報告
   榎本 剛 「アンサンブル感度解析のドロップゾンデ観測による検証」
13:20 檜山哲哉 大気陸域海洋研究活動報告
   中井太郎 「東シベリア・カラマツ林の生態水文学的プロセスのモデル化」
13:40 村田健史 新たな融合研究
   「映像IoT技術とインフラサウンド観測による火山(桜島)モニタリング技術開発」

<The 5th ISEE Symposiumのまとめ>
13:55 SOC/LOC委員長 The 5th ISEE Symposium概要説明
14:00 長濱智生 「気候変動、古気候、温暖化、宇宙気候」
14:05 篠田太郎 「台風・集中豪雨・宇宙天気防災、予測・予報技術開発」
14:10 相木秀則 「次世代シミュレーション、包括モデル、機械学習、データサイエンス」
14:15 大塚雄一 「衛星ミッション、航空機、地上観測などの将来計画、観測技術の開発」
14:20 南 雅代 「国際共同研究の現状と将来」
14:25 加藤丈典 「地球科学、宇宙科学、人類学、歴史学などの融合の可能性と挑戦」
14:30 SOC/LOC委員長 まとめ&意見交換

<第4期、その先を見据えたISEE共同利用・共同研究> 司会:南
14:40 南共同利用委員長 2023年度のISEE共同利用・共同研究公募について
14:45 全体討論
15:00 閉会

2021年度ISEE共同利用・共同研究 コミュニティ・ミーティング(CM)

日時:2021年8月5日木曜日(午前9時〜午後5時)
開催方式:オンライン(詳細はISEE教員にお問い合わせください)

事前アンケートにご協力いただき有難うございました。
結果(7 月 1 日〜15 日:129名分)をまとめましたので、こちら (テキスト版図表版)をご覧ください。
アンケートの締め切りを7月末に延長しました。未回答の方はこれから入力お願いします。


趣旨:CMの目的は、所外の研究者と所内の研究者が率直な意見交流を行い、共同利用・共同研究の改善や新たな分野間融合に繋げることです。今回は、第4期中期目標・中期計画期間(2022-27年度)について議論が必要ですので、その展望に関する議論の時間を長くとることにしました。実施例ハイライト、話題提供、運用方法の改善、共同利用・共同研究についての新たな計画へと議論をすすめる予定です。

参加対象者:
        過去のISEE共同利用・共同研究の申請者およびそのメンバー
        上記以外のISEE共同利用・共同研究者(集会参加者など)
        科研費など、他の資金による共同研究者
        ISEE共同利用・共同研究所外委員
        ISEE構成員(若手を含む)

9:00~9:05 挨拶(ISEE 所長)
9:05~9:15 AM0 CMの趣旨説明・事前アンケートの結果(ISEE 共同利用委員長)
9:15-10:35 AM1 国際ワークショップ・国際共同研究(10分*5名+30分)司会:増永浩彦
        発表者あたり10分:スライド説明(話題提供)8分+議論2分、以下同様

         AM1-0 コミュニティからの意見紹介(司会・5 分)
         AM1-1 Operational Flare Forecasts: a systematic community comparison, KD Leka (NorthWest Research Associates / ISEE, Nagoya Univ.) 国際ワークショップ
         AM1-2 宇宙線ミューオンを用いた太陽圏観測,小井辰巳(中部大)国際共同研究
         AM1-3 機械学習を用いた磁力線共鳴振動周波数の自動同定とプラズマ圏長期モニタリング,尾花 由紀 (大阪電気通信大)国際共同研究
         AM1-4 将来小型衛星FACTORS搭載可視高速撮像装置の設計と開発,坂野井 健 (東北大)国際共同研究
         AM1-5 多様な水文気候学的地域特性が駆動するアジアモンスーン変動に迫る国際共同研究,寺尾徹(香川大)国際共同研究
         AM1-6 議論(25 分)

10:35-10:45 休憩

10:45-12:05 AM2 研究集会・一般共同研究・加速器質量分析装置等利用(共同利用)・奨励共同研究(10分*6名+20分)司会:大塚雄一

         AM2-0 コミュニティからの意見紹介(司会・5 分)
         AM2-1 台風セミナー,伊藤耕介(琉球大)研究集会
         AM2-2 球状コンクリーションの理解と応用,吉田英一(名大博物館)一般共同研究
         AM2-3 二枚貝の放射性炭素分析を通じた古海洋・古災害研究,窪田 薫(神戸大)加速器質量分析装置等利用(共同利用)
         AM2-4 小型衛星による海洋観測:シーズとニーズの出会いの場,市川香(九州大)研究集会
         AM2-5 静電電子サイクロトロン高調波による低エネルギー電子降下と脈動オーロラ発光,吹澤瑞貴(東北大)奨励共同研究
         AM2-6 IPS観測データを利用した宇宙天気予報システム,岩井一正(名大ISEE)一般共同研究
         AM2-7 議論(15 分)

12:05~13:00 休憩

13:00~13:40 PM0:第3期の総括と第4期の計画(ISEE所長室25分+議論15分)司会:徳丸宗利
        トップダウン型の融合研究からボトムアップ型の萌芽・融合研究への転換

13:40~15:15 PM1:第4期の方向性 ISEE with コミュニティ(10分*7名+25分)司会:加藤丈典

        PM1-0 コミュニティからの意見紹介(司会・5 分)
        PM1-1 太陽の内部から地球磁気圏へ:大規模シミュレーションによる包括研究の試み(草野完也)-共同利用による知の発展-
        PM1-2 国際連携研究センターを通した国際共同研究の発展(塩川和夫)-共同利用によるプロジェクト形成-
        PM1-3 太陽圏サイエンスセンター計画について(三好由純) -共同利用による知の発展-
        PM1-4 汎用フェーズドアレイ装置の開発と宇宙地球環境観測(岩井一正)-共同利用による次世代技術-
        PM1-5 航空機観測の現状と将来の発展方向(坪木和久)-共同利用によるプロジェクト形成-
        PM1-6 地球表層圏(大気陸域海洋)研究の展望(檜山哲哉)-共同利用による知の発展-
        PM1-7 加速器質量分析装置等を用いたISEE発の共同利用・共同研究(南 雅代)-共同利用による人材育成・社会とのつながり-
        PM1-8 議論(25 分)

15:15~15:30 休憩

15:30~16:20 PM2: 第3期から第4期へ コミュニティ with ISEE (議論50分)司会:南 雅代
コミュニティが求める共同利用・共同研究拠点のあり方
共同利用機器・データ利用に対する要望

        PM2-0 コミュニティからの意見紹介(司会・5 分)
        PM2-1 所外参加者とともに自由討論(45 分)

16:20~17:00 PM3:PM0〜PM2に基づく総合討論(40分) 司会:相木秀則
     多様性の科学(Rebel Ideas: The Power of Diverse Thinking by Matthew Syed)

ISEE共同利用委員会
委員長 南 雅代
幹事  相木秀則
2021年7月27日

2020年度 ISEE共同利用・共同研究コミュニティミーティング

開催日: 2020年10月26日
場所:オンライン

13:00~13:10 あいさつ(草野・高橋)
13:10~13:40 大気陸域海洋専門委員会
村田(東北大):フーリエ変換型分光計で観測された大気微量成分高度分布の経年変化
後藤(滋賀県立大):気候変動観測衛星(GCOM-C)を利用した琵琶湖におけるクロロフィルa濃度の推定

13:40~14:10 総合解析専門委員会
三好(名大ISEE):あらせ衛星関連の共同利用・共同研究成果のまとめ
増田(名大ISEE):野辺山電波ヘリオグラフの共同利用・共同研究成果のまとめ
草野(名大ISEE):PSTEP関係の共同利用・共同研究成果のまとめ

14:10~14:40 太陽圏宇宙線専門委員会
徳丸(名大ISEE):太陽圏関連の共同利用・共同研究の成果のまとめ
松原(名大ISEE):宇宙線関連の共同利用・共同研究の成果のまとめ
久保(NICT):IPSデータを利用した太陽風予測シミュレーション

14:40~14:50 休憩

14:50~15:20 年代測定専門委員会
南(名大ISEE):年代測定(AMS+CHIME)関連の共同利用・共同研究の成果のまとめ
高橋(産総研):水試料の放射性炭素濃度測定のための手法改良

15:20~15:40 航空機利用専門委員会
小池(東大):「航空機観測による気候・地球システム科学研究の推進」提案の重点領域への採択

15:40~16:10 電磁気圏専門委員会
吉川(九大):Pc1地磁気脈動の全球的発生・伝播特性に関する研究
高橋(電子航法研):オーロラパッチ内部の分極電場

16:10~17:00 議論
・ポストコロナの共同利用・共同研究についての意見交換
・Web申請などに対する要望など
・第4期中期へ向けた共同利用・共同研究の在り方について
・その他

2019年度 ISEE共同利用・共同研究コミュニティミーティング

開催日:2019 年6 月19 日(水)
場所: 名古屋大学宇宙地球環境研究所 研究所共同館II 3F ホール

● はじめに 10:00 ~ 10:15
 草野完也(名古屋大学宇宙地球環境研究所・所長)
 高橋暢宏(名古屋大学宇宙地球環境研究所・共同利用委員長)

●総合解析専門委員会 10:15 ~ 11:00
 増田 智(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
 三好由純(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
 草野完也(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
 笠羽康正(東北大学理学部大学院理学研究科)<Zoom 発表>
 宮下幸長(韓国天文研究院) <Zoom 発表>
 関 華奈子(東京大学大学院理学研究科)
●太陽圏宇宙線専門委員会 11:00 ~ 11:45
 松原 豊(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
 三宅芙沙(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
 徳丸宗利(名古屋大学宇宙地球環境研究所)

●電磁気圏専門委員会 13:00 ~ 13:45
 大塚雄一(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
 塩川和夫(名古屋大学宇宙地球環境研究所)

●大気陸域海洋専門委員会 13:45 ~ 14:30
 増永浩彦(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
 鈴木和良(海洋研究開発機構北極環境変動総合研究センター)<Zoom 発表>
 川村誠治(情報通信研究機構電磁波研究所)<来訪発表>

●年代測定専門委員会 14:45 ~ 15:30
 南 雅代(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
 加藤丈典(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
 淺原良浩(名古屋大学大学院環境学研究科)<来訪発表>
 今山武志(岡山理科大学自然科学研究所)<来訪発表>
 岩花 剛(アラスカ大学フェアバンクス校国際北極圏研究センター)<Zoom 発表>

●航空機利用専門委員会 15:30 ~ 16:15
 篠田太郎(名古屋大学宇宙地球環境研究所)
 山田広幸(琉球大学理学部)<来訪発表>

●総合討論 16:15 ~ 17:00