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総合学習・体験学習のご案内

総合学習・体験学習のご案内

平素より宇宙地球環境研究所へのご理解、ご協力を誠に有難うございます。宇宙地球環境研究所では、本研究所をより身近に感じていただく機会として、中高生の皆さんを対象にした総合学習や体験学習等の受け入れを実施しています。

お申し込みの際は、あらかじめ、下記「総合学習(体験学習)実施要項」をご覧いただきますようお願いいたします。皆さんからのお申し込みをお待ちしています。

本年度の実施を見てみよう!

総合学習(体験学習)実施要項

※研究所訪問による総合学習、オンライン会議システム等を利用したリモートでの総合学習を実施しています。詳細についてはお問い合わせください。

I. 申込方法

「総合学習(体験学習)申込書」を下記申し込み先宛に、メールまたはFAXでお送りください。

  1. 原則、遅くとも1か月前までにお申し込みをお願いいたします。
  2. 日程調整後、受入れの可否をお返事させていただきます。日程や内容によってはお受けできない場合がございますので,あらかじめご了承ください。
    〈土・日・祝日、夏季一斉休業日、年末年始(12/29~1/3)は受付できません。 そのほか、入試や大学行事などの繁忙期はお断りする場合がございます。〉
  3. 個人的な訪問は受け付けておりませんのでご了承ください。
  4. 生徒の皆さんのみの訪問も受け付けていますが、必ず、総合学習ご担当の先生の許可があることを前提といたします。
II. 訪問にあたっての注意事項
  1. 原則、公開施設以外の建物内への立ち入りは禁止しております。担当教職員の指示に従ってください。
  2. 訪問に際して、生徒の皆さんのトラブル、事故等に関しては、本研究所では一切の責任を負いかねますので、あらかじめ保険の加入をおすすめします。
III. ご担当教員の皆様へ
  1. 学習テーマについては、下記キーワードから選択してください。また、キーワードを選んだ理由を記述してください。
赤潮 暗黒物質 暗黒物質の直接測定
アンテナ 宇宙嵐 宇宙空間
宇宙線生成核種 宇宙線の起源 宇宙線の相互作用
宇宙天気 宇宙天気予報 エアロゾル
永久凍土 衛星リモートセンシング
(海洋観測)
衛星リモートセンシング
(雲降水観測)
液体キセノン 沿岸環境 オーロラ
大雨(集中豪雨) オゾン層(成層圏オゾン) オゾン層破壊物質
温室効果ガス 海洋 海流・波浪
過去の宇宙線活動 環境史 ガンマ線
ガンマ線衛星 気候変動 気象レーダー
雲解像数値モデル 雲粒・雨粒・雪結晶 小型衛星
磁気圏 ジオスペース 真空実験
シベリア 人類史 スーパーカミオカンデ
星間化学 赤外線 積乱雲
大気光 大気ラジオメータ 台風
太陽嵐 太陽高エネルギー粒子 太陽黒点・周期
太陽中性子 太陽風 太陽面爆発
太陽中性子望遠鏡 炭素14年代 チェレンコフ望遠鏡
地球温暖化 地球温暖化と海 地球史
地磁気 CHIME年代 超伝導検出器
電波(HF、VHF、UHF) 電離圏 電波(マイクロ波、ミリ波
サブミリ波、テラヘルツ波)
電波望遠鏡 電波望遠鏡開発 南極
ニュートリノ 年代測定 フーリエ変換赤外分光光度計
(FTIR)
プラズマ プランクトン フロン
放射線帯 北極 モンゴル
モンスーン
  1. 「申込書」は一人一枚ですが、同じ学習テーマの皆さんは、グループでの申込をお願いします。
  2. 学習テーマの絞り込みに、本研究所発行の「50のなぜ」シリーズをご活用ください。 ホームページの「キーワード検索」を利用して、興味のあるテーマの絞り込みができます。
    50のなぜ
  3. 総合学習中に本研究所が撮影した写真や学校名を、本研究所が作成する広報冊子やホームページ等に掲載させていただくことがありますので、ご了承ください。
  4. 参加申込みにより得られた個人情報は、本企画の運営また、参加状況の統計の際に使用し、他の目的には使用しません。
IV. 様式ダウンロード

 

各種イベントのご案内

宇宙地球環境研究所では、6月の名大祭開催期間に、研究所を一般公開しています。 また、公開セミナーなども定期的に開催していますので、ぜひご参加ください。各種イベント情報は以下のURLからご覧いただけます。
イベント情報

 

お申し込み・お問合せ先

名古屋大学研究所事務部総務課総務グループ 宇宙地球環境研究所広報担当

住所
〒464-8601 名古屋市千種区不老町
TEL
052-747-6306
052-789-3466
FAX
052-747-6313
E-mail
isee-kouhoadm.nagoya-u.ac.jp

 

本年度の実施状況

本年度は、昨年度と同様にオンラインでの実施のほか、2年ぶりに団体の研究所訪問を受け入れることができました。

  1. 愛知県立岡崎高等学校の皆さん
  2. 静岡県立浜松工業高等学校の生徒さん(掲載予定)
  3. これまでの実施からピックアップしてご紹介します!

愛知県立岡崎高等学校の皆さん

本年度はコロナ感染防止対策を十分にとり、2年ぶりに研究所にお越しいただくことができました。ここでは岡崎高等学校の皆さんとの一コマ30分ほどの授業や研究室見学を「時間割」スタイルでご紹介します。

  1. 1時間目 「宇宙天気について」
  2. 2時間目 「地球温暖化について」
  3. 3時間目 「年代測定装置の見学」
  4. 4時間目 「宇宙線検出の実演・見学」
 1時間目 「宇宙天気について」

 コロナ禍のなかで高校へ入学後、初めての学外での総合学習でしょうか。最初の授業は慣れない講義室で皆さん少し緊張した面持ちに見えました。

・宇宙天気のGPSの座標決定や電離圏での電波のずれの対処は単純だが正確な方法で発想が面白かった。どんなに小さいことでも思いついた疑問は拾い上げると,思いがけない発見につながると思うようになった。
・宇宙にも天気があって,それが人工衛星など地球に影響を与えていることは面白いと思った。人工衛星の誤差を少なくするための工夫が「なるほどな!」と思い、とても面白かった。
「宇宙天気」は、広い分野にまたがりますが、今回は、地球に近い電離圏に注目して話をしました。高校生の皆さんには、最初は、馴染のない分野と思われていたようですが、GPSなど身近なものと関係が深い分野であることを知ってもらう良い機会になったと思います。これから先、宇宙天気は、ますます我々の生活に密接に関係してくると思います。今後も、皆さんが宇宙天気を身近に感じ、興味を持って頂けるような話題を提供できればと考えています。(担当:電磁気圏研究部 大塚雄一准教授)
 2時間目 「地球温暖化について」

 2時間目は「地球温暖化」をテーマに、3人の先生方が、全く違う視点の研究分野からアプローチしました。皆さん、いかがだったでしょうか。

地球温暖化という身近な問題について,少し発展的ではあったものの,自分の知らないことも知ることができて良かった。
2つ目の講義は、地球温暖化というテーマで、研究所内の専門の異なる3人の教員(大気、陸域生態系、海洋)によるリレー形式で講義を行うという新しいスタイルを試みました。ねらいは、地球温暖化問題が様々な学問分野にまたがる課題であることを理解してもらうことでした。講義の時間がやや短かったため、専門分野の人工衛星による地球全体の降水観測について詳細な説明をする時間がなかったのが少し心残りです。この講義を通じて、生徒の皆さんがこのような分野に関心を持ってくださったら幸いです。。(担当:飛翔体観測推進センター 髙橋暢宏教授)
僕は地理選択で,カルスト地形を習ったばかりだったので,関連した話を聞けたのはとてもためになった。理学部の研究に触れるのは初めてだったので,貴重な経験になった。
『温暖化による寒冷域の変化』というタイトルでお話ししました。冒頭で「北極海の海氷が減ると大陸の永久凍土はどうなる?」という、少し難しい質問をしました。海氷と海水のアルベドの違い、そしてアイス・アルベド フィードバックについてはすぐに理解して頂けたようです。また、永久凍土の一部をなす地下氷が融解すると地面が徐々に陥没する現象(サーモカルスト)に、大変興味を持って頂けたようです。タイガ林を伐採すると日射の曝露によって地面が暖まりやすくなり、サーモカルストが進行します。その結果生じる陥没地には、雨水や雪融け水が溜まります。地面が雪や水で覆われると冬でも地面の温度が下がりにくくなりますので、陥没地の地下の温度(地温)も周囲に比べて下がりにくくなります。したがって、北極海の海氷が減り、北極海から蒸発した水が大陸(例えばシベリア)にやってきて雨や雪の量が増えると、サーモカルストが益々進行しやすくなります。これが、冒頭で述べた質問の答え(の1つ)です。(担当:陸域海洋圏生態研究部 檜山哲哉教授)
元々海の中の動物など,海系のことが好きだったので,海の中の環境などについて話されている部分があって,特に興味深いなと思った。
温暖化の海への影響についてお話ししました。高校では、大学受験の影響もあり、文系・理系や、理系の中でも科目を選択するかどうかで、自分の選択していない科目に対して苦手意識ができてしまうことが多いと思います。ただ、一旦社会に出て、自分のそれまで専門外のことに対処しなくてはならないことが多々あります。特に、海への温暖化の影響に関しては、物理・化学・生物・社会の問題が複雑に絡み合っており、それに対処するためには様々のことを学び、様々の専門家達と話をしていかなければなりません。そのようなことが、少しでもわかってくれればと思って、話をしてみました。(担当:国際連携研究センター 石坂丞二教授)
 3時間目 「年代測定装置の見学」

 3時間目は講義室から場所を移動し、年代測定研究部の研究室見学です! 岩石、鉱物を実際に手に取って放射線測定器を使った実験をしました。

・普段学校では学べない地学に関連したことも勉強できて楽しかった。実際の実験器具を体験出来て,より具体的な将来のイメージを考えることができた。
・代測定について,学校で習った炭素の放射線によるものだと,地球の歴史に比べて非常に最近のものしか測定できないことを知った。またテルルでは非常に長い年月も可能だと知った。複数の放射線物質があればより詳細に測定できるのかと思った。
岩石・鉱物から出ている自然放射線の計測、電子プローブマイクロアナライザー(EPMA)の見学を担当しました。まず、地球の空気や大地、食べ物や飲み物など、様々なものの中には放射性物質が含まれており、私たち人類を含め生き物は常に自然放射線を受けながら生活していることをお話ししました。その後、簡易放射線測定器を用いて、鉱物から出ている自然放射線を実際に計測してもらいました。また、放射線を用いた応用として、放射性同位体を用いて年代測定ができることを紹介しました。高精度な年代測定のためには装置開発が必要不可欠であることを説明しながら、EPMA年代測定装置の見学も行いました。高校ではあまり扱わない内容なので、最初は戸惑っている感じを受けましたが、後半はいくつか質問も出て、興味を持ってもらえたように感じました。時間が限られていたので、実習・見学が十分にできなかったのが残念でした。(担当:年代測定研究部 南 雅代教授、加藤丈典准教授)
 4時間目 「宇宙線検出の実演・見学」

 4時間目は宇宙線研究部で『宇宙線の検出』の実演を見学していただきました。

・宇宙線の測定でも,縦より横からの宇宙線が少ないことがはっきり測定できていて興味深かった。
『宇宙線検出の実演・見学』を担当しました。実際の研究に使用している宇宙線検出の装置は東山キャンパスにはあまり無いため、簡単な検出器の実演をしながら宇宙線の性質や、実際の実験がどのような発想で行われているかをお話しました。 粒子測定の最も基本的なコンセプトである同時計数の説明と実演を通して、目に見えない宇宙線の存在やその研究に親しみを持っていただけたかと思います。スケジュールの最後で疲労もあっただろうと思いますが、説明をよく踏まえた質問も出て、実験事実から結論を導くプロセスに理解と興味を持っていただけたかなと感じました。 。(担当:宇宙線研究部 高橋 光成特任助教)
これまでの総合学習の実施をピックアップしてご紹介します!