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宇宙空間物理学観測研究室 中高生向けページ

理学
研究科
宇宙空間物理学観測研究室

Q どんな研究をしているの?

A地球の大気の上端から宇宙空間につながる領域を研究しています。この領域は、太陽の影響や気象現象によって様々に変動します。私たちの研究室では、この領域に人工衛星を送り込んで直接観測したり、電波や光を利用した装置を使って世界各地で観測を行っています。

Q わたしたちの暮らしとのつながりはなんだろう?

A太陽は、地球上の生命をはぐくむ大事な存在ですが、同時に、電気を帯びた粒子や紫外線など生命にとって有害なものも放出しています。この有害なものから生命を守ってくれているのが、地球の大気ですが、時には嵐のように大気が大きく変動することがあります。このような時には、オーロラを見ることができますが、通信が乱れたり、GPSの精度が劣化したりと、わたしたちの暮らしに影響します。私たちの研究室では、このような宇宙と大気の関係を調べています。

イオン・電子ビームラインを用いた実験風景
5方向に照射されるナトリウムライダーレーザー
Q 将来一緒に研究をしてみたい皆さんへ

A遠く離れた地球の大気や宇宙空間を観測するためには、二つの方法があります。一つは、人工衛星を飛ばして、直接はかる方法。私たちの研究室では、人工衛星に搭載する機器を自分たちの手で作っています。もう一つは、地上から電波や光を使って遠くのものを測る装置を使います。私たちは、最新の装置を日本だけでなく、北極から赤道まで広い範囲に設置して観測をしています。

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