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宇宙地球環境研究所は共同利用・共同研究拠点として第3期中期目標期間期末評価でS評価(最高位評価)を受けました

2021-11-08

 文部科学省によって行われた共同利用・共同研究拠点の第3期中期目標期間における期末評価において、宇宙地球環境研究所(宇宙地球環境研究拠点)はS評価(最高位評価)を受けました。また、令和4年度から開始される第4期中期目標期間においても本研究所は共同利用・共同研究拠点(宇宙地球環境研究拠点)として継続して認可されました。宇宙地球環境研究所ではこれまでの活動をさらに強化し、国際的なハブとして宇宙地球環境研究に関する共同利用・共同研究活動を展開していきます。

◎共同利用・共同研究拠点及び国際共同利用・共同研究拠点の第3期中期目標期間における期末評価(国立大学)
https://www.mext.go.jp/a_menu/kyoten/1410089_00005.htm
 ・共同利用・共同研究拠点名:宇宙地球環境研究拠点
 ・大学等名(研究施設名): 名古屋大学(宇宙地球環境研究所)
 ・評価区分(期末評価結果):S
 ・評価コメント:宇宙地球環境研究における中核的拠点として、宇宙科学と地球科学を融合する非常にユニークな研究施設であり、共同利用・共同研究課題の応募・採択規模は大きく、特に関係する研究機関との国際的な連携、国際共著による研究成果の創出等の研究の中核性は高く、かつ共同利用・共同研究活動も非常に活発に行われていることは、非常に高く評価できる。
 今後は、若手研究者の育成に当たっての具体的かつ効果的な方策の検討ととともに、研究施設内外の異分野融合を更に進め、宇宙と地球をつなぐシステムや相互関係に関する新たな学問分野の創出に向けた取組の展開が期待される。

◎令和4年度からの共同利用・共同研究拠点及び国際共同利用・共同研究拠点の認定について(国立大学)
https://www.mext.go.jp/a_menu/kyoten/1409443_00002.htm
 ・大学等名(研究施設名): 名古屋大学(宇宙地球環境研究所)
 ・共同利用・共同研究拠点名: 宇宙地球環境研究拠点
 ・研究施設の長の氏名:草野 完也
 ・研究分野:数物系科学(地球惑星科学、物理学、天文学)、複合新領域(環境学)
 ・共同利用・共同研究拠点の概要:宇宙科学と地球科学の融合を通して地球・太陽・宇宙を一つのシステムとして捉え、そこに生起する多様な現象のメカニズムと相互関係を解明することで、人類が直面する地球環境問題の解決と宇宙にひろがる人類社会の発展に貢献するための宇宙地球環境研究を多様な分野をつなぐ国際的なハブとして推進する。このため、地上・海洋・航空機・衛星観測、室内実験、データ解析、数値シミュレーションなどを利用した共同利用・共同研究を、一般及び国際共同研究、研究集会、国際シンポジウム及びワークショップ、外国人招聘型共同研究、大学院生を対象とした奨励共同研究及び国際招聘・派遣プログラム、計算機利用共同研究、データベース作成共同研究、加速器質量分析装置共同利用などの枠組みで展開する。さらに、これらの幅広い研究を通して、地球温暖化、台風・集中豪雨などの極端気象災害、人工衛星・通信・測位・電力・航空システムに対する宇宙天気災害などに関する課題の解決に貢献する。