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海洋表層関連過程に関する分野間交流ワークショップ

2022-06-27

【研究集会名】海洋表層関連過程に関する分野間交流ワークショップ(名古屋大学宇宙地球環境研究所 共同利用研究集会)

【日時】2022年7月25日(月)・26日(火)

【場所・開催方法】現地開催とzoomによるオンライン会議のハイブリッド方式
    名古屋大学東山キャンパス理学南館 坂田・平田ホール(下記のD2-7)
    https://www.nagoya-u.ac.jp/upload_images/campus_map_jp.pdf

【趣旨】
海洋表層は乱流や波浪からENSOなどに至るまで幅広い時空間スケールの現象の舞台となっており、また大気圏・水圏・生物圏・人間圏に至るまで、地球環境の様々な構成要素の交差点ともいえる領域です。物理・化学・生物といった分野、あるいは観測・モデリング・理論などの手法を超えて、海洋表層をキーワードに多様な研究に携わる若手研究者や学生が集まり、研究発表や意見交換を通して新たな繋がりを形成するような機会にできたらと思います。コロナ禍以降に研究者や学生間の交流・コミュニティ形成が停滞したことを念頭に、現地・オンライン問わず参加者間の交流を重視した会にしたいと考えています。

【オンライン聴講申し込み】
聴講希望の方は以下の情報を7月22日(金)までに、藤原泰・相木秀則までお知らせください.
研究会の前日までにZoomの接続情報をお伝えいたします.
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お名前:
ご所属:
E-mail:
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【プログラム】
— 7月25日(月)—
13:00-13:05
趣旨説明

13:05-13:35
神山翼(お茶の水女子大学)
【招待講演】海面水温の揺らぎや変化を決定する惑星規模大気海洋結合現象

13:35-14:05
山口凌平(JAMSTEC)
https://www.nagoya-u.ac.jp/upload_images/campus_map_jp.pdf”>【招待講演】ESMラージアンサンブルでみる植物プランクトンブルームの将来変化
(休憩)

14:15-14:30
岩切友希(東京大学)
多年性ENSO現象のメカニズム

14:30-14:45
久住空広(東京大学)
ソマリア海流システムにおけるサザンジャイアの離岸緯度について

14:45-15:00
山上遥航(JAMSTEC)
海洋モデル高解像度化のアラビア海とインドモンスーンへの影響

15:00-15:15
源田亜衣(岡山大学)
インドネシア多島海の現生サンゴを用いた代替指標による古環境復元
(休憩)

15:25-15:40
寺田 雄亮(東京大学)
太平洋西岸域における赤道波動の振る舞い

15:40-15:55
西野圭佑(電力中央研究所)
潮汐が底層懸濁粒子の分布に及ぼす影響に関する数値実験

15:55-16:10
今村春香(京都大学)
海洋水面波による混合の波解像数値実験と水槽実験

16:10-16:25
議論 鳥山菜海子, 三田優里, 守田凜々佳, 田中瞳, 佐藤笙子, 飯田康生, 宮下卓也
(休憩)

16:35-17:35
グループ議論

— 7月26日(火)—
09:00-09:15
藤原泰(神戸大学)
海氷運動の時間スケールと要因の解析

09:15-09:30
小平翼(東京大学)
海洋IoT機器の開発と波浪・表層流の多点計測の試み

09:30-09:45
戸澤愛美(北海道大学)
北極海における二酸化炭素分圧の季節変化とその要因について
(休憩)

09:55-10:10
吉村将希(北海道大学)
北極海メルトポンドの二酸化炭素

10:10-10:25
能城太一(北海道大学)
寒冷地の渦相関法によるCO2フラックス観測システムの開発のための除湿剤の比較

10:25-10:40
木戸晶一郎(JAMSTEC)
全球海面水温と塩分の共変動およびその空間スケール依存性
(休憩)

10:50-11:05
三浦康幹(京都大学)
前線の蛇行に伴うSST-風の相互作用と鉛直循環

11:05-11:20
松浦浩巳(九州大学)
日本海の海洋循環が作るSSTトレンドの強弱

11:35-11:50
牛島悠介(気象業務支援センター)
海洋モデルの渦解像化による北太平洋の海面水温変化

11:50-12:05
大石俊(理化学研究所)
LETKF-based Ocean Research Analysis(LORA)の精度評価

(昼食)

12:50-14:10
グループ議論

【世話人】
藤原泰(神戸大学)
木戸晶一郎(JAMSTEC)
相木秀則(名古屋大学)