名古屋大学 宇宙地球環境研究所研究集会 「ドローンは海洋観測のゲームチェンジャーとなるか?」
2022-08-12
主催:日本海洋学会
共催:名古屋大学大学院環境学研究科・宇宙地球環境研究所
アクセス手段が船舶に限定されていて,高所からの俯瞰が難しい洋上の観測には,ドローンの活用が期待されます。さらに,カメラ以外の装置を搭載して同時多点多様観測や採水に利用することもできるでしょう。一方で,防水性能や耐強風性能,揺れる船上での離発着の困難さなど,陸上での利用には無い問題点も解決する必要があります。
このナイトセッションでは,海洋でのドローンの利用や関連する軽量センサーなどを紹介しつつ,6月から義務化されたドローンの登録などに関する情報交換や,安価な国産水空ドローンの開発・販売に関してメーカーとの忌憚のない意見交換を行います。
日時:2022年9月5日(月)18:00~20:00
開催方式: 現地開催およびZoomでのハイブリッド形式
会場:名古屋大学 環境総合館 1F レクチャーホール
https://www.nagoya-u.ac.jp/upload_images/campus_map_jp.pdf
Zoomアドレス:下記で事前登録するとZoomへの参加情報が送付されてきます
https://zoom.us/meeting/register/tJIlc-yhpz0iGNCz1QiXkbtBCucmkutN1lEx
コンビーナー:市川 香・木田新一郎(九大応力研)・加古真一郎(鹿大工)・石坂丞二(名大宇宙地球環境)
参加費:無料
プログラム
18:00~18:10 趣旨説明 市川香(九大応力研)
情報協力(長大・天野雅男,広大・作野裕司,九大総理工・山口創一)
18:10~18:25 ドローンを用いた沿岸域での航空測量と対象物検知 加古 真一郎・種田哲也(鹿大工)・市川 香(九大応力研)
18:25~18:40 ドローンボートによる海中観測 木田 新一郎(九大応力研)・田中 潔(東大大気海洋研)・伊佐田 智規(北大FSC)・中村知裕(北大低温研)
18:40~18:55 ドローンを用いた船上気象観測 猪上 淳(極地研)・佐藤和敏(北見工大)
19:00~19:15 バイオロギングでのセンサー開発 吉田 聡(京大防災研)・高橋 英俊(慶応大)・高橋 晃周(極地研)・野田 琢嗣 (Biologging Solutions Inc.)・依田 憲(名大)・佐藤 克文(東大大気海洋研)
19:15~19:30 水空合体ドローンの開発背景と可能性 菅木 紀代一(㈱プロドローン)
19:30~20:00 総合討論
本ナイトセッションは,日本海洋学会秋季大会としても開催されます。