CO2除去に関わる海の生物炭素ポンプ研究の現状と将来展望ーmCDRの最先端

2026-02-04

【開催日時】:2026年3月17日(火)
【開催場所】:日本橋ライフサイエンスビルディング・LSB-313会議室
【開催方法】:Zoomによるオンライン会議と現地開催のハイブリッド方式

【趣旨】
海洋は人為起源二酸化炭素(CO2)を1/3〜1/4吸収するとともに,大気の50〜60倍のCO2を貯蔵しています.本研究集会ではこれまでに、海洋内部への炭素の主要な輸送機構の一つである生物炭素ポンプ(BCP)に関する研究を主な対象として、観測・理論の相互理解を深め,BCP機能評価には分野横断的な知見の統合が重要であるとの認識を共有してきました.今年度は視野を広げ,近年注目されている海洋CO2除去手法(Marine Carbon Dioxide Removal:mCDR)に着目し,mCDRやそれに関連の深い研究の専門家を招聘して最新の知見を共有します.そして生物地球化学的・海洋学的視点から,mCDRの可能性と課題を議論することを目的としています.

【プログラム】
2026年3月17日 火曜日
13:00-13:10
三野義尚(名古屋大ISEE)
集会趣旨の説明

13:10-13:40
井口亮(AIST)
ネイチャーポジティブな海洋NETs技術の創出

13:40-14:10
吉田弘(JAMSTEC)
電気化学海洋CDR (emCDR)のシステムデザイン 〜経済、社会、地球環境の各視座における検討〜

14:10-14:40
桑江朝比呂(港空研&JBE)
mCDRとしてのブルーカーボンの現状と今後の展望

(休憩)

14:50-15:20
乙坂重嘉(東大大海研)
研究プロジェクト「沖合ブルーカーボンにおける炭素動態と隔離機能」の紹介

15:20-15:50
本多牧生(JAMSTEC)
米国におけるmCDRとしての鉄散布肥沃化計画:ExOIS計画の紹介

15:50-16:20
小埜恒夫(水産機構資源研)
北太平洋海域におけるmCDRの展開状況〜PICES mCDRシンポジウムによる情報収集事例から〜

16:20-16:50
川口慎介(JAMSTEC)
mCDR through the Lens of RRI:責任ある研究・イノベーション(RRI)を手がかりに考える海洋学者と海洋二酸化炭素除去

16:50-17:20
総合討論

【世話人】
本多牧生(JAMSTEC)
乙坂重嘉(東京大学)
三野義尚(名古屋大学)