menu

奈良県纒向遺跡出土モモの種の放射性炭素年代

2018-07-17

seed.jpg

奈良県纒向遺跡から出土した2800個に及ぶモモの種のうち12個について、高精度の放射性炭素(14C)年代測定を行いました。その結果、これらのモモは西暦135年から230年のほぼ100年間のどこかで実り、食され、種が捨てられたこと、すなわち、纒向遺跡がこの頃に成立していたことが、初めて示されました。邪馬台国の所在地論争において、纒向遺跡は邪馬台国の有力候補の一つに挙げられていましたが、今回の結果は、纒向遺跡が邪馬台国である可能性が高いことを示しています。

参考:名大HPのプリスリリース