脈動オーロラの形状と宇宙から降り注ぐ電子のエネルギーの関係を解き明かす観測に成
2024-09-30
統合データサイエンスセンター三好由純教授、堀智昭特任准教授、電磁気圏研究部 大山伸一郎講師らは、 電気通信大学大学院情報理工学研究科 博士前期課程修了 伊藤ゆり氏(現 国立極地研究所 宙空圏研究グループ 特任研究員 兼 総合研究大学院大学 博士後期課程1年)、電気通信大学大学院情報理工学研究科情報・ネットワーク工学専攻の細川敬祐教授をはじめとする研究グループとともに、ノルウェーのトロムソに設置されている全天型オーロラ撮像装置とEISCATレーダーで観測されたオーロラや超高層大気の電子密度と、あらせ衛星で観測された波動や電子のデータを比較することにより、「脈動オーロラ」の形状、磁気圏から地球大気中に降り込んでオーロラ発光を引き起こす電子、および磁気圏における電子密度の管状構造「ダクト」の関係を明らかにしました。
リンク先:
https://www.nagoya-u.ac.jp/researchinfo/result/2024/09/post-729.html