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野村浩司さん(総合解析研究部)が、地球電磁気・地球惑星圏学会 学生発表賞(オーロラメダル)を受賞

2016-06-13

野村浩司さん(宇宙電磁環境工学講座)が、地球電磁気・地球惑星圏学会 学生発表賞(オーロラメダル)を受賞

宇宙地球環境研究所総合解析研究部(宇宙電磁環境工学講座)の大学院生、野村浩司さん(名古屋大学大学院工学研究科修士課程2年)が、2015年10月31日-11月3日に東京大学で行われた第138回講演会での講演に対して、地球電磁気・地球惑星圏学会学生発表賞(オーロラメダル)を受賞され、2016年5月24日に行われた地球電磁気・地球惑星圏学会の総会で受賞式が行われました。この賞は、将来性、独創性のある学生の研究発表を顕彰するものです。

野村さんの受賞研究題目は「Statistical analysis of plasmaspheric magnetosonic mode waves from Van Allen Probes observations」です。野村さんは、本研究において、プラズマ圏の電磁イオンサイクロトロン波動(EMIC)の生成メカニズムについて、これまで知られていなかった磁気音波からの変換過程を提唱し、人工衛星の観測研究および理論研究によって実証しました。この結果は、プラズマ圏EMIC波動の動態ならびにEMIC波動が引き起こす放射線帯電子変動の理解に重要な貢献をするものとして注目されています。

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