2025名大祭研究公開企画 宇宙地球環境研究所

~ 地球大気と宇宙空間で調べる環境変動 ~ 宇宙地球環境研究所特別講演会・研究所一般公開企画のご案内
- 特別講演会
- 開催日:2025年6月7日(土)
- 時 間:13:00~15:15(12:30受付開始)
- 塲 所:名古屋大学宇宙地球環境研究所 研究所共同館Ⅱ 2Fホール
東山キャンパスマップ 【キーワード検索窓】に「研究所共同館Ⅱ」と入力後「F3-8 宇宙地球環境研究所(研究所共同館Ⅱ)」ご選択ください。
※上記で表示されない場合は、「カテゴリー別に探す」から「附置研究所/共同利用・共同研究拠点」を選択後、建物の一覧から「F3-8 宇宙地球環境研究所(研究所共同館Ⅱ)」をご選択ください。
- 研究所一般公開企画
- 開催日:2024年6月7日(土)
- 時 間:10:00~16:30(ご入場は16:00まで)
- 塲 所:名古屋大学宇宙地球環境研究所 研究所共同館Ⅰ・Ⅱ
特別講演 講演者のご紹介

- 講演時間:13:00 – 14:00
- 講演題目:GPSを使って宇宙天気を診る
- 講演者:大塚 雄一(名古屋大学宇宙地球環境研究所電磁気圏研究部 准教授)
カーナビゲーションシステムなどに利用されるGPSを活用し、地球周辺の宇宙空間を“診る”ことができます。本講演では、その研究成果を紹介するとともに、宇宙天気現象が私たちの生活に与える影響について解説します。


- 講演時間:14:15 – 15:15
- 講演題目:大気微粒子の色について調べる
- 講演者:持田陸宏(名古屋大学宇宙地球環境研究所国際連携研究センター 教授)
近年、大気の微粒子に含まれる、光を吸収する性質を持つ有機物が気候や大気環境に与える影響が注目されています。ブラウンカーボンと呼ばれるこれらの有機物がどのような物質で、どこから来ているのか、そしてどのような光を吸収することで気候や大気環境に関わり得るのか、その問いに答えるための研究の取り組みを紹介します。

宇宙地球環境研究所とは
宇宙地球環境研究所では、宇宙・太陽圏・電磁気圏・大気圏・水圏・生物圏・地圏までシームレスに研究し、境界領域の連続性と領域間の相互作用を明らかにすることを目指しています。
社会に貢献する観点からは、地球温暖化や台風、集中豪雨などの極端気象、PM2.5などの大気や海洋の汚染問題、オゾン層破壊、GPS・携帯電話など通信網の障害、電力障害、宇宙時代の人工衛星のキラー電子による破壊、航空機・宇宙飛行士の放射線被曝など、人類が直面している課題と密接に関係している問題を解明してまいります。一方、学問としても、我々の住んでいる地球の環境がなぜこのように居住可能となり、将来どのように変遷していくのかを、数十年から数百万年のタイムスケールで解き明かします。「我々がどこからきてどこへいくのか」と言う問いかけに答えるとともに、普遍的かつ未知の物理・化学法則を探求するロマンと好奇心をかきたてるサイエンスを繰り広げてまいります。
また、宇宙地球環境研究所の教員は理学研究科、工学研究科、環境学研究科の協力教員として授業を担当しています。大学院生は3研究科の専攻に所属することにより、本研究所で教育を受けることができます。 本研究所では最先端の研究を通して互いに連携し、地球・太陽・宇宙を1つのシステムとして捉えることができる他にない分野融合型の教育研究環境を提供します。 3研究科の各研究室の詳細については、本研究所が発行している大学院案内を参考にしてください。また、大学院生の活動やメッセージも掲載していますのでぜひご覧ください。
各研究部・センターの紹介
基盤研究部門
センター
室
新50のなぜ冊子の紹介
これからも新しいテーマで
制作中です。
「気象」「海洋」また「新・惑星」と、新しいテーマで「50のなぜ」シリーズを発行しました。挿絵も一新し、全ページカラー版で楽しくご覧頂けます。
ぜひ、新たな「50のなぜ」にふれてみてください。