●ADVERSARIA 2016

1/20:今年初めて EISCAT トロムソ観測所に行き、ミリ波観測用のコンテナの現状を確認してきました。特にトラブルはありませんでしたが、現地は雪と零下25度の寒さでした。



3/16:EISCAT VHF レーダーを用いた電離圏の観測を見学しました。トロムソで送信し、スウェーデンのキルナとフィンランドのソダンキラで受信しているそうです。


3/18:トロムソに設置予定のミリ波帯大気観測装置の一部が、EISCAT観測所に到着しました。雪解けを待って、観測コンテナの中に移設予定です。



4/8:出張時のALMAデータの解析にMac Book Proの1 TBストレージでは全然足りないので、Thunderbolt接続の外付けポータブルHDD(4 TB)を購入しました。



5/19:1月にEISCAT観測所で行われた朝日新聞の取材に同行した際の様子が、記事になりました(こちら)。EISCAT3D計画に関する記事です。



7/29:スヴァルバール諸島(スピッツベルゲン島)のロングイヤービェンにあるEISCAT観測所を訪れました。



8/8:4月に応募したALMA cycle-4のプロポーザル審査結果が出ました。gradeは"C"でしたが、一応採択されました。観測が実行されることを祈るのみです。


8/16:EISCATサイトの大気観測用コンテナにミリ波ラジオメータの装置群を移設、動作確認を行いました。動作は順調で、観測の開始に一歩近づきました。



9/2:300日間に渡るノルウェー北極大学の客員研究員としての滞在プログラムが無事に終了し、日本に帰国しました。


9/30:ISEEのAM研(水野研究室&松見研究室)とお世話になっている研究所技術部の方々向けにノルウェー渡航報告会を開いてもらい、お土産のノルウェーのお酒で乾杯しました。



11/9:国立天文台先端技術センターにて、2014年に製作された200 GHz帯の超伝導素子の特性評価と、素子製作のポストプロセスを実施しました。


11/25:南米チリの大型電波干渉計ALMAによって行われた活動銀河核を持つ近傍銀河の観測に関する共著の論文がPublications of the Astronomical Society of Japan誌に受理されました。



12/13:約10日間のトロムソ出張から帰国しました。EISCAT観測所に立ち上げ中の装置の調整を実施し、250 GHz帯にあるオゾンの綺麗なスペクトルの試験的な観測に成功しました。


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