●ADVERSARIA 2023

1/19:現在開発しているミリ波帯フィルタの技術に関して、初めて特許出願を行いました。簡単ではありませんが、研究成果が正式な特許権取得まで繋がると良いと思います。



2/22:情報通信研究機構で行われた「フォトニックネットワークシンポジウム2023」に参加し、超伝導導波管の開発に関する研究成果の進捗を発表しました。


2/24:今月は2月9日に修論発表会、そして今日卒論発表会が行われ、今年度指導している工学研究科の修士1名と、工学部4年生2名が無事に発表を終えました。



3/3:超伝導デュアルバンド帯域通過フィルタに関する共著の論文がIEEE Transactions on Applied Superconductivity誌に受理されました。


3/8:芝浦工業大学で行われた「2023年電子情報通信学会総合大会」に参加し、導波管型のミリ波帯可変帯域通過フィルタに関する研究成果を発表しました。


3/16:立教大学で行われた「日本天文学会2023年春季年会」に参加し、超伝導導波管の開発成果とALMAを用いた分子輝線観測の研究成果を発表しました。


3/27:純ニオブ材を用いたミリ波帯超伝導導波管の伝搬特性に関する主著の論文がJournal of Physics誌に受理されました。


3/28:研究部のお花見ランチを行いました。遡ると 2017 年春の参加以来 6 年ぶりのことで、例年より早く満開になった春の風景を楽しみました。


3/28:ウェブメディア・マイネ王の取材に協力した「いまさらだけど、電波とは? あまり理解できていないので電波の専門家に聞いた」が公開されました(→こちら)。



4/11:超伝導MMIC SIS受信機に使用される導波管-CPW変換器に関する共著の論文がIEEE Transactions on Applied Superconductivity誌に受理されました。


4/13:工学部4年生の指導教員が決まりました。今年度は、B4・1名(自分にとって16人目の学生です)、M1・2名、M2・2名の計5名と一緒に研究を進めていきます。


4/17:ミリ波帯可変帯域通過フィルタの分子分光装置SUMIREへの搭載実験のため、理化学研究所に出張しました。まだ試作段階ですが、初の実機搭載です。


4/26:研究所全体の新歓がありました。コロナ以来となる対面形式での再開ですが、建物前でのガーデンパーティー(?)でした。ちなみに、今年の新人は52名だそうです。



5/15:研究室の新人ウェルカムパーティーが行われました。研究室のこういうイベントは、思い返せば2019年3月の送別会開催以来です。何もかもがリモートだったもんなぁ…。


5/22:超伝導デバイス開発に必要な加工機の視察のため、国立天文台に行きました。自分が院生の時には野辺山で使われていたので、約20年前から知っている装置です。



6/10:名大祭において4年ぶりに対面形式で研究所公開が行われ、我々の研究室も研究概要や観測装置について展示を行いました。一時は部屋がいっぱいになるほど盛況でした。


6/30:名古屋大学に移管されることになった超伝導素子の加工装置を引き取りに、国立天文台を訪問しました。公用車のキャラバンに載せ、東名高速をえっちらおっちら運んできました。



7/4:南米チリの大型干渉計ALMAによって行われた活動銀河核を持つ近傍銀河の観測に関する主著の論文がThe Astrophysical Journal誌に受理されました。


7/26:先端技術共同研究施設に設置された共用のプロセス装置を見学に行きました。名大で出来ることは名大でやれるように、徐々に環境整備を進めています。


7/27:「浩養園」で行われた水野研の暑気払に参加しました。これもまた2019年までは恒例行事でしたが、それ以来4年ぶりの開催です。暑い夏を頑張って乗り切ろう!



8/8:純ニオブ材を用いたミリ波帯超伝導導波管の伝搬特性に関する主著の論文(査読付プロシーディングス)がJournal of Physics誌に掲載されました。


8/10:東陽テクニカによる極低温での温度測定・温度制御に関するセミナーを名古屋大学で実施しました。去年に引き続き、2回目の開催です。



9/8:名城大学で行われた応用物理学会のセミナー「成膜・コーティングの基礎」に参加しました。直接応用できる話ばかりではなかったですが、新しいことを学ぶのは楽しいです。


9/12:開発中のミリ波帯導波管フィルタの性能測定のため、NICT東小金井キャンパスに出張しました。内製した試作品は、ほぼ想定通りに動作し、良いデータが取れました。


9/15:南米チリの大型干渉計ALMAによって行われた活動銀河核を持つ近傍銀河の観測に関する観測成果が、国立天文台からプレスリリースされました(こちら)。


9/15:名古屋大学で行われた電子情報通信学会ソサイエティ大会に参加しました。今回は自分の発表はありませんでしたが、マイクロ波受動・能動デバイスの現状を聴講しました。


9/22:2004年春以来、約20年ぶりに名古屋大学で行われた日本天文学会に参加し、観測機器セッションでミリ波帯可変導波管フィルタの開発成果を発表しました。


9/27:世話人を務めている研究会の会場の下見のため、山梨大学を訪問しました。4年前に訪ねた時は台風で、今回は停電で中央線の特急が止まっていました。



10/10:純ニオブ材を用いたミリ波帯の超伝導導波管に関する研究成果が、名古屋大学よりプレスリリースされました(こちら)。



11/21:第24回受信機ワークショップが山梨大学で行われ、研究発表はしませんでしたが、世話人として参加しました。ハイブリッド形式で約130名の参加があり、盛況でした。



12/22:国立天文台三鷹で行われたALMA/45m/ASTE Users Meeting 2023に参加し、受信機技術開発とサイエンスの2件の研究成果を発表しました。


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