1/10:パンデミック等により現地に行けなかったため、実に4年ぶりとなるトロムソに出張しました。まずは装置の電源を順番に入れて、観測装置の状況をチェックして来ました。
●ADVERSARIA 2024


1/19:情報通信研究機構の共同利用成果の報告のため、先端ICTデバイスラボのコラボレーションミーティング2024に参加し、ポスター発表をしてきました。

2/13:工学研究科電気系専攻の修論発表会が行われ、今年度指導している修士2名が無事に発表を終えました。

2/15:陸別町社会連携連絡協議会に出席するため、北海道足寄郡陸別町に出張しました。研究活動では何度か足を運んでいる町ですが、今回は広報委員会としての出張でした。

3/5:開発中のミリ波帯周波数可変帯域通過フィルタ3号機の評価のため、情報通信研究機構に出張し、ミリ波ベクトルネットワークアナライザを使わせてもらいました。

3/8:電子情報通信学会総合大会に参加するため、広島に出張しました。会場の広島大は、2010年の天文学会参加以来、実に14年ぶりの訪問となりました。

3/15:日本天文学会春季年会に参加しました。今回は指導学生の発表がありましたが、自分は聴講参加のみ。オンライン開催だったので、研究室から出ました。

3/22:研究室の送別会が行われました。指導していた工学研究科の後藤君と彦坂君が無事に修了し、来月からそれぞれの道へと進んでいきます。益々のご活躍を!

4/9:共同開発研究で開発した100 GHz帯超伝導デバイスの在庫確認と譲渡手続きのため、玄関前に桜散る国立天文台先端技術センターに出張しました。

4/11:工学部4年生の指導教員が決まり、1名が新たに配属されました(自分にとって17人目の学生さん)。今年は合わせて5名の学生さん達と一緒に、研究を進めていきます。

4/24:研究所全体の新人歓迎会が行われました。理学研究科・工学研究科・環境学研究科から、分野を超えて沢山の学生さんがISEEに来てくれました。

5/17:協力しているダークマター探索実験のために、本当に久しぶりに 200 GHz 帯のミクサマウントの組み立てと超伝導素子の装填をやりました。

6/8:名大祭に合わせて研究所の一般公開が行われ、水野研も研究室展示に参加。でも自分は一般講演会の担当だったので、研究室展示にはほとんど参加できずでした。

6/13:今年度から使用できることになった新しい実験室に、三相200Vの電源線を引く工事が行われました。コツコツと整備が進んでいますが、プロジェクトの加速を期待です。

6/28:応募していた科学研究費補助金・挑戦的研究(開拓)の研究が、採択されました。簡単な課題設定では無いので、2028年度までという比較的長い視点で、じっくり取り組みます。

7/1:研究室の暑気払いが「浩養園」にて行われました。まだ梅雨真っただ中で、あいにくの雨模様でしたが、今年もやって来る名古屋の酷暑に備えて英気を養いました。

7/5:国立天文台野辺山宇宙電波観測所で行われた開発プログラムミーティングに参加・発表しました。高原の爽やかな空気と、青空に映えるパラボラアンテナが懐かしく感じました。

7/12:ALMA, HST, VLT/MUSE, VLAの観測データを用いた活動銀河核N1068の星形成率に関する共著の論文がThe Astrophysical Journal誌に受理されました。

8/6:三次元電磁界解析の効率化のため、16コア並列計算が可能な専用のHPC(RAM:256GB)を導入しました。従来機の4コア(同32GB)からの高速化を期待!

9/4:現在PIを務めているISEE融合研究「EPC」に関連して、南極で観測された中層大気の一酸化窒素増加イベントに着目したデータ解析ワークショップを名古屋大学で開催しました。

9/11:関西学院大学で行われた日本天文学会秋季年会に参加し、超伝導受信機に関する研究成果を発表したほか、観測機器セッションの座長を担当しました。

9/17:中秋の名月。2021-23の3年間は「満月」のお月見でしたが、これからしばらくは満月からずれていて、次に名月が満月となるのは2030年だそうです。

9/24:国立天文台三鷹キャンパスで行われた先端技術センターのユーザーズミーティングに参加し、2014年度から9年間実施した共同開発研究の成果について発表しました。

10/14:紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)が夕方の西空で明るくなっており、愛知の自宅からも肉眼で尾が見えました。こんなに明るい彗星を見たのは、2007年のホームズ彗星以来?

11/1:ISEEがOrganizeした国際的なオゾン変動研究の枠組みである"CHAMOS"のワークショップが、10/28からの一週間名古屋大学を会場に行われ、LOCを務めました。

11/22:福井工大で行われた第25回受信機ワークショップに参加しました。今年は授業とぶつかりオンラインで聴講しただけでしたが、本当は現地に行きたかったなと思います。

11/29:北海道陸別町の陸別中学校において、2年生向けに「地球大気環境の観測的研究を支える"ものづくり技術"」というタイトルで出前授業を行いました。

11/30:引き続き、りくべつ宇宙地球科学館(銀河の森天文台)で行われた「驚き!おもしろ科学実験2024」に参加し、「コヒーラ感知器の実験」のブース出展を行いました。

12/11:執筆依頼を受けて書かせて頂いた超伝導導波管の開発研究に関する解説記事が、『月刊機能材料(シーエムシー出版)』12月号の特集記事として掲載されました。

12/25:研究所の忘年会が開催されました。もちろん、まだ3月までは仕事が続きますが、振り返ると今年は沢山のことに取り組むことが出来、多方面で成果のあった一年でした。