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2020年度研究業績一覧 ( )
2020年度の研究業績一覧を公開しました。
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2021 年大学院入試二次募集 ( )
名古屋大学大学院 素粒子宇宙物理学専攻 宇宙地球物理系の大学院入試(2021年度入学)二次募集が2021年1月23日(土)に行われます。大学院で宇宙や素粒子について宇宙線物理学を通じて研究したい意欲ある学生を募集します。
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阿部文雄客員准教授と卒業生の朝倉悠一朗さんが日本天文学会の欧文研究報告論文賞を受賞 ( )
阿部文雄客員准教授と卒業生の朝倉悠一朗さんが日本天文学会の欧文研究報告論文賞を受賞しました。重力波イベントGW170817(中性子星合体)と重元素合成の関係について、MOA望遠鏡を用いた電磁波観測による貢献です。
宇宙線物理学研究室(CR 研)について
名古屋大学宇宙地球環境研究所の宇宙線研究部は、大学院理学研究科素粒子宇宙物理学専攻の宇宙線物理学研究室(通称:宇宙線研究室、CR 研)として大学院生を受け入れています。実験と観測による宇宙線物理学の研究を軸として、素粒子物理学、太陽物理、系外惑星探査、宇宙線による地球環境への影響、ガンマ線天文学と、その研究テーマは多岐にわたります。
研究室の詳細は「CR 研について」をご覧ください。また大学院入試の案内は「大学院案内」をご覧ください。
研究室の運営は、幅広い研究内容を支える 9 人の教員によって行われます。学部で配属される 4 年生の指導、博士前期課程(修士課程)および博士後期課程の指導を担当し、平均して毎年 20 名以上の学部生・大学院生が在籍する大きなグループです。所属する教員については「構成員」をご覧ください。
CR 研での研究
CR 研では様々な研究分野で多くの実験プロジェクトを進めています。
- LHCf実験
- LHC加速器を使い、陽子や原子核同士の衝突による中性粒子の生成断面積などを測定し、宇宙線が大気に衝突する際に起こす大気シャワーのモデル不定性を小さくすることで、宇宙線核子組成の謎を明らかにします。
- 太陽中性子観測
- 太陽フレアでの陽子加速機構の解明
- スーパーカミオカンデ(Super-Kamiokande)
- 高エネルギー宇宙ニュートリノの探索
- MOA重力レンズ探索
- 重力マイクロレンズ効果による暗黒物質と太陽系外惑星探索
- 年輪中炭素14測定
- 古代の太陽活動周期の解読
- XENON実験
- 宇宙暗黒物質の直接探索
- 宇宙ガンマ線観測
- フェルミ衛星を用いた超新星残骸による宇宙線加速の研究、星間物質の研究、暗黒物質探査などを行っています。また将来計画としてチェレンコフ望遠鏡アレイ計画の装置開発を進めています。