研究成果

宇宙の電波灯台を使って現在の太陽活動極小期における太陽風流源のプラズマを診断 かにパルサーが放射する強力な電波パルスを使って、現在の太陽活動極小期における太陽近傍のプラズマ密度分布を決定しました(論文掲載:Solar Physics, 297:10, 2022)

IPS観測から太陽風の加速と密度乱流の密接な関係を解明 太陽風の加速と密度乱流の密接な関係を3太陽活動周期にわたる地上観測から明らかにしました(論文掲載:Astrophysical Journal, November 23, 2021)

カムチャッカで観測された低緯度オーロラ (2021年11月04日) ISEE国際連携研究センターの塩川和夫教授は、2021年11月04日16時半-真夜中(日本時間)にかけて、カムチャッカのパラツンカ にある 全天カメラによって、赤い低緯度オーロラを観測したとWebで公開しました。

オーストリアの修道院の歴史的観測から明かされるダルトン極小期の太陽活動 総合解析研究部の早川 尚志 特任助教、采女 昇真、今田 晋亮 講師(現在:東京大学 教授)などの研究グループは、オーストリアのウィルテン修道院に所蔵されるシュテファン・プラントナーの黒点観測記録を分析し、ダルトン極小期中盤の太陽活動を黒点群数と黒点座標の観点から復元しました。