21. 携帯電話で声が電波として相手に伝わるのはなぜ?

携帯電話の仕組みも、地デジと同じです。話し声をマイクで電気信号にして、0101…というデジタルデータに変換、さらにデジタル信号処理で圧縮したあと変調し、信号を乗せた電波として、アンテナから空気中に飛ばします。携帯電話から出た電波は、携帯電話会社の基地局のアンテナで受信され、光ファイバーや電話線などの地上の通信回線を使って、相手の携帯電話の近くの基地局まで情報が送られます。

基地局では、再び電波に変換されて、空気中に放射されます。その電波を相手側の携帯電話のアンテナが受信し、電気信号に変えて復調、さらにデジタル信号を人間が聞くことのできる電気信号に変換してスピーカを鳴らすことにより、最終的に話し声が伝わるのです。少し説明がややこしかったですか?