お知らせ

カムチャッカで観測された低緯度オーロラ (2021年11月04日) ISEE国際連携研究センターの塩川和夫教授は、2021年11月04日16時半-真夜中(日本時間)にかけて、カムチャッカのパラツンカ にある 全天カメラによって、赤い低緯度オーロラを観測したとWebで公開しました。

SCOSTEP/PRESTO Newsletter vol.29を出版
国際学術会議(ISC)傘下のSCOSTEP(太陽地球系物理学科学委員会)と、SCOSTEPが2020-2024に推進する国際プログラムPRESTO(変動する太陽地球系結合の予測可能性)のニュースレター第29号を編集し、世界各国の研究者に配布しました。

オーストリアの修道院の歴史的観測から明かされるダルトン極小期の太陽活動 総合解析研究部の早川 尚志 特任助教、采女 昇真、今田 晋亮 講師(現在:東京大学 教授)などの研究グループは、オーストリアのウィルテン修道院に所蔵されるシュテファン・プラントナーの黒点観測記録を分析し、ダルトン極小期中盤の太陽活動を黒点群数と黒点座標の観点から復元しました。

スーパーコンピュータ「富岳」で太陽の自転の謎、解ける! 千葉大学大学院理学研究院の堀田英之准教授と本研究所所長の草野完也教授は、スーパーコンピュータ「富岳」による超高解像度計算によって、太陽内部の熱対流・ 磁場を精密に再現することに世界で初めて成功しました。赤道が極域よりも速く自転するという太陽における「自転の謎」を解く成果であり、太陽活動周期(11年周期)の機構解明へ向けた大きな前進として注目されます。(論文掲載:Nature Astronomy, 13 Sep. 2021)

特別講演会:木曽の空から探る「またたき」と「キラメキ」の宇宙 9月18日(土)に本研究所と東京大学木曽観測所が共同で特別講演会を行います。YouTubeでライブ配信されます。詳細についてはイベントページをご覧ください。

ISEEニュースレターvol.12を掲載しました
―Contents―
・正しく理解したい人のための「宇宙」「プラズマ」「オーロラ」のホントの話
・宇宙からの雲降水観測と衛星観測コミュニティ
・ISEE Award in 2020
・第3回ISEEシンポジウム「PWING-ERG Conference and School」を開催
・名古屋大学宇宙地球環境研究所 共同利用・共同研究
・2020年度博士号取得者紹介
・コラム「くすのき」 他

SCOSTEP/PRESTO Newsletter vol.28を出版 国際学術会議(ISC)傘下のSCOSTEP(太陽地球系物理学科学委員会)と、SCOSTEPが2020-2024に推進する国際プログラムPRESTO(変動する太陽地球系結合の予測可能性)のニュースレター第28号を編集し、世界各国の研究者に配布しました。ISEEからは伴場由美さんがHighlight of Young Scientistの記事を提供されています。