48.日本は温暖化にどう取り組んでいるの?

日本では、温室効果ガス排出量の算定は 1980 年代後半から始まり、1992 年以降は各省の協力のもと、環境省が二酸化炭素排出量を算定してきました。また、国連気候変動枠組条約に基づいた国際報告や、1996 年以降に毎年作成されているインベントリーに基づいた温室効果ガスの総排出量を、政府が公表しています。

2002 年には、排出量・吸収量を推計するための国内体制を充実させる目的で、独立行政法人国立環境研究所に温室効果ガスイ ンベントリーオフィスが開設され、毎年の温室効果ガスインベン トリーの作成、日本のインベントリー報告書の作成、インベント リー作成に必要な調査、さらに、これらをもとにした研究が進め られています。

日本の二酸化炭素排出量の変化