23. 台風の寿命と大きさはどうやって決まる?

地球上でみられる大気中の気象現象、例えば「渦(うず)」には大きさによって、できてから消えてなくなるまでの時間=寿命が変わります。その寿命は水平にどのくらい広がっているかの大きさと関係があります。竜巻のような水平数100mの渦は数十分くらい、台風のような水平数100kmの渦は1週間くらいです。渦だけでなく他の気象現象もやはり大きさと寿命が関係しています。数kmの広がりをもつ夏の急な夕立やにわか雨は数時間くらい、時に洪水被害を引き起こすような集中豪雨となる線状に分布した激しい雨は数十kmの広がりで数時間から数十時間続きます。

出典:気象庁ホームページ
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/hakusho/2016/index1.html#toc-004