雲・降水観測

参照:56. 気象レーダーって何を測るの?/57. フェーズドアレイ気象レーダーって何?/58. ラジオゾンデって何を観測するもの?

さまざまな雲や降水は大気中の水循環の主要な役割を担っています。これらについて、雲の粒子、積乱雲ひとつ一つ、積乱雲の集団、さらに地球規模の雲分布などさまざまな現象のスケールを対象として、雲粒子ゾンデHYVIS、マルチパラメータレーダー、気象衛星などを用いて雲・降水の観測を行い、雲の構造やメカニズム、地球大気の水循環における役割などを研究しています。

沖縄本島での雲粒子ゾンデによる台風の雲の観測。
北海道東部陸別町でのマルチパラメータレーダーによる降雪の観測。
富士山でのマルチパラメータレーダーと雲レーダーを用いた雲・降水観測。
Ka-バンド雲レーダー。名古屋大学宇宙地球環境研究所屋上にて観測。
フェーズドアレイ気象レーダー(MP-PAWR)。最大30分先のゲリラ豪雨を予測し、市民や自治体等へ予測情報を伝達する実験を開始しています。