41. 地球温暖化とは?

地球温暖化とは、地球大気の温室効果によって、地表付近の大気の層や海洋の温度が長期的にみて上昇することです。主な原因としては、化石燃料の使用による二酸化炭素などの温室効果ガスの増加があげられます。

地球温暖化は、すでに私たちの日常生活に大きな影響を及ぼしています。気象庁によると、今から約100年前の1900年前後から現在にいたるまでに、世界の平均気温は100年間あたり0.7℃以上という割合で上昇しています。日本の年平均気温の上昇幅はさらに大きく、1898年以降、100年間あたり1.2℃近くも上昇しています。2007年に公表された「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の第4次評価報告書(AR4)においても、「気候システムの温暖化には疑う余地がない」とされています。

このように温暖化する環境下、日本では大雨日の頻度が増える傾向にあることが報告されています。